第24話

 💘⁴ it
251
2025/09/19 15:51 更新





あなた
………?
      







可笑しいな?と違和感を抱いていると

ガタガタと階段から音が聞こえる。

音のリズム的に海斗だろう。

只、今は顔も見ていない海斗が

どうしても可笑しく感じてしまう。








_____まぁ良い。

きっと、勘違いだろう。








横を見れば、篠原さんは

私の家をグルーっと見回して

観察をしているようだ。










袴塚 海斗
ねーさんおかえり!







階段を下りてきたであろう海斗が、

此方へ向かってくる。

この前話した時は

もっと落ち着いた感じだったのだけれど……











あなた
( どうしたんだ…? )








若しかして…いやきっと

人前で取り繕うタイプの人間…?

“ あの時 ”を見ても

私よりも落ち着いている様子だったし…





あなた
……うん、只今。





笑った顔を自分に貼り付け、

海斗にそう返した。

一応合わせておこう。

私はあの時の海斗の不気味さを思い出しながら

そう決心した。










_____……ただ心配事があるとするのならば

私の下手な取り繕いが

篠原さんにバレていまうという点だろう。














リビングの机を挟み向かい合っている

3人程が座れる長椅子ソファー

小さめの一人位のふわふわの椅子。
勿論長椅子もふわふわ

一方の長椅子に私と海斗。

向かいの長椅子に篠原さんが座っている。





……此処は私と海斗が始めて話した場である。

位置は違うけれど…。

_____そんなこんなで

今途轍もなく気まずい空気が流れている。

何故か篠原さんと海斗が見つめ合い

何も話さない。






_____も、若しかして運命の出会い?!

それとも目で会話しているの…?!

と、馬鹿な考えをして

冷や汗を私は垂らしている。








そもそも…
あなた
あ…!篠原さんも此処まで
来て下さったんですしお茶でもどうぞ!






という、有難うの意味で

此処リビングに迎え入れたというのに

之では客人に失礼な事をしている。








海斗は篠原さんを睨んでいるし、

篠原さんも海斗と同様に海斗を睨んでいる。

初対面で此処まで険悪になるのは初めてだ。

此の儘、武器を取り出して

戦い始めるような雰囲気すらある。

今までこんな経験は無かった。

___勿論、前世を含めてだ。










あり得るのだとすれば

親の仇だったり、大切な人の仇だったりしたら

こんな事になりそうだけれど

海斗はそんな様子もないし、する筈もないし

篠原さんもそんな事をする事も、

された事もなさそうだから可能性が低い。





あなた
…はぁ…?( 本当にどういうこと……? )








そう思っていたら

篠原さんが此方を向いた。

どうやら私の声に気付いた様だった。

そして次に篠原さんは云った。








篠原
…今日は有難う。
何かあればまたご連絡を。







篠原さんは置いていた荷物を持ち、

立ち上がり私たちに向かって云った。





……確かに、

此の儘だと何も解決しないだろうけど

篠原さんに気を遣わせるのは違う。






あなた
…はい、また。







だけれど、解決策は無かった。

篠原さんは帰ってしまった。

あぁ…其の儘

見送ることしか“ 出来なかった。 ”





























“ 出来なかった ”…?



















……違う。











































_____……考えようとしても

どうしても靄が掛かったように考えられない。















       何だ、これ。


















才
はい、最近モチベが
フィーバーしているかも…な作者です






 _@_
 
多分、完結までの組み立てが
出来てきたので…






才
因みに、リビングの壁には
あなた様の写真が十何個位あります。
       





 _@_
 
海斗様は片手で数えられる程の
数です。






才
あっれれ〜?おっかしいぞぉ?




 _@_
 
篠原さんは
気付いているのでしょうかね?







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