第3話

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2020/12/29 17:15
樹
ただいま。
あなた

おかえり。お風呂湧いてるよ?入る?

樹
(。_。`)コク
昔みたいに甘えたら倦怠期から抜け出せるかな。
樹と向き合うため、色んなことを考えた。
樹
(〃´o`)フゥ…
あなた

っ。ねぇ、樹。

樹
、、ん?
あなた

えっと、その、、

樹
何?
空気がガラッと変わって凄いピリピリした空気になって私は、怖くて泣きそうで声が出なかった。
あなた

、、っ、、

樹
ハァ━(-д-;)━ァ...
樹は、ため息をついてベットに向かった。
上手く伝えられず悔しかったのか、樹の恐怖からか涙が溢れてきた。
あなた

っ、、いっちゃんっ、、

樹
!?
樹side
俺が最近あなたに冷たいとか倦怠期になっている。
特に浮気をしてるとか、あなたに飽きたとかっていうわけじゃない。ただ、仕事と恋愛の両立が出来ず自分にイライラしていた。
多分あなたは俺と仲良くなりたいから色々と悩んでいてくれているんだろう。

でも、そんなあなたに冷たくすることしか出来ない不器用さ。

俺の言葉、一つ一つがあなたの心に強く刺さって今でも泣きそうな顔。


今日、あなたは俺を呼んで戸惑ってた。
俺は何をすればいいのかわからずため息しかつけなかった。そうしたら、あなたの泣き声が聞こえた。面倒臭いと思っていたら
あなた

、、っ、、いっちゃん

樹
!?
あなたがいっちゃんって言う時は、甘えたい時か孤独を訴える時。あなたは、俺が怖くても俺をちゃんと好きでいてくれてることがわかった。

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