第7話

7話(驤エ縺ョ驕主悉)
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2023/12/15 23:52 更新
私の名前は結崎 鈴
普通の中学生2年生だ。
結崎 鈴
おっはよ、みんな
クラスメイト
おはよ、鈴ー
クラスメイト
って目の下すごいよ?
結崎 鈴
趣味の時間が長引いてしまいまして……アハハ
私の趣味は花を育てることやパワーストーンなどを見たり調べることだ。
行きたい高校も見つかったから勉強を毎日頑張っている。そのせいか、趣味の時間が少なくなり、ついには夜更かしするように……。
クラスメイト
ほどほどにしなよー鈴、没頭すると時間忘れるから
結崎 鈴
うん、気おつける!!
クラスメイト
そういや、昨日の課題持ってきた!?
クラスメイト
私学校に忘れてたからやってこなかった!!どうしよう……
結崎 鈴
良かったら見る?
クラスメイト
いいの!?
結崎 鈴
この前本貸してくれたお礼に。
クラスメイト
ありがとう!!鈴マジで天使やわぁ!
結崎 鈴
それほどでもぉ?
クラスメイト
そこは否定しろよッ!!
結崎 鈴
あっはは!ごめんごめん!
結崎 鈴
てか、あと五分でホームルーム始まるよ。
クラスメイト
あ!ほんとだ!早く映さないと!
クラスメイト
てか鈴も鞄ロッカーに早くしまいに行きな!
結崎 鈴
おっとっと、忘れるところだった!!
そんなこんなで楽しい学校生活を送っていた。
ここまでは、何もかも順調だった。
ただ……ただあの日!!
見てはいけない幻覚を見た。
信じたくない…
吐き気がする
気持ち悪い……。
結崎 鈴
お母さん……?
玄関を開けると、いつもの光景ではなく、血まみれで腹部を刺されたお母さんがいた。
朝まではとても元気で、いつものように笑顔を見せてくれるお母さんは、目の前で……私の目の前で倒れていた。
腹の奥底から込み上げるものを必死に押え、状況を確認しようと思った。
鈴の母親
こな……い……で……
結崎 鈴
な、なんで……お、お母さん……
お母さんは何とか息があった。
結崎 鈴
と、とりあえず、救急車呼ばないと!!
その必要はないわよ。
結崎 鈴
……ぁ……
声が出ない……すぐに分かった、話しかけてきた女性の服には返り血が付いている。
結崎 鈴
な、あ……
ゆっくりでいいわ、話してごらん。
結崎 鈴
な、なんで……?
お母さんが犯行現場を見たからよ。
他には?
結崎 鈴
……ヒ……や……
ああ、あなたは殺さないわ。
まだ小さい子供だもんね。
うふふ、ごめんなさいね、お風呂借りるわね。
結崎 鈴
え……
現実かどうかも確認できない。
怖い
だけどダメだ……どうしよう……
……逃げよう……
そして、私は家を出ようとした。
お姉ちゃん
結崎 鈴
……!!
何してるのぉ?
振り向くとそこには黄色のワンピースを着ている、3歳くらいの女の子がいた。
結崎 鈴
あ、あなたは……?
わたし?わたしはね、よくわからないけど、お母さんについてってここにきたのぉ。
女の子の薄茶色の髪が揺れる。
女の子は首を傾げて……笑顔でこう言った。
もしかしてぇ、この赤ぁい人のむすめさん?
結崎 鈴
……
私は静かに頷いた。
そっかぁ、お姉ちゃん!!
お母さんに殺されなくてよかったねぇ!
結崎 鈴
……
……私は頭が真っ白になった。
こんな幼い子が笑顔で恐ろしいことを言っている。
……おねぇちゃん?顔色悪いよ?お部屋に戻る?
結崎 鈴
……う、うん……。
瑠々ー?来なさい、一緒にお風呂入るわよー
はぁーい!
お風呂行ってくるねお姉ちゃん!
結崎 鈴
……
女の子はお風呂場に走っていった。
結崎 鈴
……
母を見ると、腹部を押えていて、まだ生きている。
結崎 鈴
お母さん……!!
鈴の母親
鈴……今日はお祭り……だっけ……?
鈴の母親
来……年は……忙しいから……今のうちに楽しんで……らっしゃい……。
鈴の母親
部屋に……浴衣置いといたからね……。
鈴の母親
お母さんの……お下がりだけど……ごめんね……。
鈴の母親
……鈴…楽しんで……きてね……。
結崎 鈴
お、お母さん……な、何言って……。
視界が酷く歪む。
目から熱い鬱陶しい物が流れる。
鈴の母親
鈴……逃げてね……
結崎 鈴
お母さん…ッ…!!
鈴の母親
あり……が……とう……。
母はそう言い残して……
冷たくなった。
結崎 鈴
……
部屋に行く……浴衣がある……。
私は静かに浴衣に着替える。
自分の部屋の窓を除くと、下には庭がある。
沢山の花と木がある、落ちても痛くなさそうだ。
全部……幼い頃から母と育てた思い出の庭だ。
私は忘れ物がないか確認する。
……もう一度、1階に降りる。
現実は変わらない。
私はすぐに部屋に戻り、窓に部屋を見渡すように座る。
私は背中に重力をかけ窓から落ちた。
結崎 鈴
(楽しかったな……)
結崎 鈴
ここからならっえい!!
なんて、ヒーローみたく降りるつもりは無い。
……背中に衝撃が走る。
だけど、植物が下敷きとなり、自分の体は無事だ。
そうして…
タッタッタッ
私走り出した。
結崎 鈴
(こんな風に祭りに逃げ出すなんて、親と喧嘩したみたい)
結崎 鈴
(喧嘩しただけならよかったのにな)
結崎 鈴
(……)
結崎 鈴
(親と喧嘩した)
私はそう思い込んだ。
結崎 鈴
(親が成績について、進路について、とか言ってるのがムカつく)
そうであったらもっと楽だった。
結崎 鈴
(友達との遊びも我慢したのに、外出禁止は酷いよ!)
目からまた涙が流れる。
結崎 鈴
(だから家出する逃げる
……楽しみたい……
……楽しまないと……
そうして、花火を見た。
……祭りが終わる……もう帰るしかないのかな?
でも……もし帰って殺されるとしても……そうだとしてもいい。
やっぱり帰りたい……。
だけど、私は祭りここに閉じ込められた。
結崎 鈴
なんで……!!
神様……?に私は生贄にされたという事を聞いた時は思い込みかと思ったけど、これは本当みたい。
そうして私はここで過ごすことになった。
楽しめ……母が言った言葉が呪いのように巻きついた。
だからなのか、今までここで楽しめたのは
そんなある日
木犀 瑠々
私は木犀 瑠々!!
結崎 鈴
!!
薄茶色の髪……無垢だけど死んだような目
あの時の女の子だってすぐにわかったよ。
あの時はまだ目がキラキラしていたっけな
今まで、この子には辛いことがあって、ここに来て
幸せ、彼女にとってここは天国……
よかった。
結崎 鈴
(瑠々の母親が私のお母さんを殺したとはいえ、この子はその娘……許せない)
結崎 鈴
(幸せを感じている時に殺される気持ちを味わいなさい)
そうして私は彼女を刺した__。

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