第8話

8話
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2023/12/25 00:30 更新
雨林 美香
え……
神崎 勇人
どう……ゆ……瑠々!!
木犀 瑠々
げほッ……!!
夢橋 茅
ねぇまって、どうして?なんで?教えて……
夢橋 茅
ねぇなんで鈴!!
結崎 鈴
……
私は彼を無視して瑠々の方へ向かった
神崎 勇人
……
結崎 鈴
……どいて
神崎 勇人
……こんな状況でどけない
ガシッ
私は美香に腕を掴まれた
雨林 美香
あんた……
結崎 鈴
離して
雨林 美香
いや
美香は涙を目にためてる
……彼女の顔を見ても私は落ち着かなかった
木犀 瑠々
げほ……ッ……!!
神崎 勇人
瑠々!!なにか止血できるもの……
結崎 鈴
……
雨林 美香
……
結崎 鈴
邪魔
私は美香の首を掴んで地面に押し付けた
雨林 美香
がっ……!!
夢橋 茅
美香!!
私は美香の腕を掴んで持ち上げ茅のところに投げた
そして茅も美香も転んだ
その隙に勇人の胸ぐらを掴んで突き飛ばす
神崎 勇人
ちょっとな……!!お前……!!うぉ!!
ようやく瑠々の胸ぐらを掴んで、近くの木に押し付けて、カッターを首に当てる
木犀 瑠々
あ……
神崎 勇人
瑠々……!!
雨林 美香
瑠々!!やめて……鈴!!
夢橋 茅
今すぐ瑠々を離して……!!
やっと殺せる
今なら弱っている瑠々を殺れる
私は瑠々を切ろうとした
その時
木犀 瑠々
やっぱ、凄いや!お姉ちゃん!
さっきまで弱っていた瑠々の顔が明るくなった
木犀 瑠々
私の事……
木犀 瑠々
覚えててくれたんだぁ……!!
私のカッター持っている手を掴み……
ニタァと瑠々がおかしく笑う
まるで別人
さっまでの死んでいる綺麗な瞳からただの死んでいる様なおかしい狂った目に変わった
結崎 鈴
……ッ……!!
神崎 勇人
瑠々……?瑠々……無事なのか!?
木犀 瑠々
うん!でもごめんねぇ
木犀 瑠々
……バレちゃったぁ、なるべく穏便に話し合いで済ませてこれからも仲良くしたかったのになぁ(ボソッ
話し合い?そんな平和なことしない、私の想いは……変わらない
雨林 美香
瑠々……大丈夫なら良かったけど……どうしたの?体調悪いの?なんか変よ
この子達はまだ気づいてない
木犀 瑠々
そう?私は正常だよぉ
木犀 瑠々
それにほらぁ、ここは怪我とかしない世界だよぉ?
木犀 瑠々
鈴も落ち着こうよ
結崎 鈴
落ち着けない……ねぇ瑠々
木犀 瑠々
なぁに?
結崎 鈴
私はね、あなたが嫌い
結崎 鈴
私の母親が目の前で殺されて、絶望して泣いて、それをすごく楽しそうに見てた
結崎 鈴
私が正常の様な振る舞いをすれば、不満気な顔だったのを鮮明に覚えてる
木犀 瑠々
ふぅん、よく分かんないけど、面倒だね、記憶って
木犀 瑠々
忘れちゃえば辛くもなかったし、私を悪くも思わなかったのに
夢橋 茅
ま、まって!!
夢橋 茅
ねぇ、2人の会話についてけない……何があったの?2人は知り合いなの?
木犀 瑠々
……うん
雨林 美香
…それに、殺されたって……
神崎 勇人
一体何があったん……
木犀 瑠々
私のお母さんが鈴のお母さんを殺しちゃったの
神崎 勇人
え……
雨林 美香
……
夢橋 茅
それで……瑠々で仇討ちを……?
結崎 鈴
……この子は
結崎 鈴
この子は!私のお母さんが殺されて絶望して泣いてるのを楽しんで見てたの!
結崎 鈴
許せないの……
結崎 鈴
だから!
パシッ
私は瑠々に頬を思いっきり掴まれた
そして瑠々は耳打ちをした
木犀 瑠々
殺せなくて悔しい?
木犀 瑠々
私はこれでやっと役目が終わる……
木犀 瑠々
やっと……普通に戻れる……
木犀 瑠々
だから……




















































木犀 瑠々
鈴、さよなら
気づいたら瑠々は私の手(カッターを持っている方)を掴んで首に近づけた
結崎 鈴
あ……
殺られる……
その時
結崎 鈴
ッ……!!
目が覚めた、一瞬何が起きてるのか分からなかったが、すぐに状況を理解した
結崎 鈴
変わったのか……
結崎 鈴
……
辺りを見渡した所、瑠々達はいない
考えられるとすれば、みんなバラバラになってしまった。
……
結崎 鈴
殺される前に殺さないと……
私は瑠々を探しにいった。

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