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あなたの下の名前「ま、待って … !ちょっと、啓悟 … !」
ホークス「やだ」
朝方、先に目を覚ましてソファで寛いでいれば耳元にふっと息をかけられて心臓が飛び出そうになるのを抑えれば、マグカップのコーヒーが揺れた。
そんな私のことなんて知らないとでもいいたそうな顔をした彼は後ろから私を抱きしめて、だらしなく空いた胸元からするすると腕を進入させる。
あなたの下の名前「だめ、だから … まだ朝よ?」
ホークス「でも俺6日間お預けくらってるし」
あなたの下の名前「でもって … 」
ホークス「だから、お願い」
断ったところでどうせ彼は聞く耳持たないし、と思って否定も肯定もせずにただ彼を見上げた。
ふふ、っと啓悟は満足そうに笑って私の隣に腰を下ろしちゅっと吸い付くように唇を重ねる。
あなたの下の名前「ベッド行かないの?」
ホークス「うーん … 待てない」
そんな時間でさえ惜しいよ、と言いながら耳朶を包み込むようにやわやわと触りながら唇から首をつたい、舌は鎖骨へと降りていく。
あなたの下の名前「噛んじゃ、ヤダ … 」
ホークス「そんなの無理」
鎖骨より俺はあなたの下の名前の肩の方が好きだな。と呟きながら彼は私の肩にできた青痣に上書きするようにガブリと噛みつく。
あなたの下の名前「やああ … !いっ、たい … 」
ホークス「強くしすぎた?」
6日前につけられた噛み跡と青痣はいまだに消えてくれない。
啓悟がつける噛み跡は、跡なんて可愛い物じゃ無い。暴力だよ、暴力。
普通の噛み跡なんてものはその時に歯形がつくだけのはずなのに、啓悟のは歯形に伴って青痣が消えない。
中々の力で噛まれるのだ。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。