ホークス「そんな嫌そうな顔しちゃって」
あなたの下の名前「だって痛いもん」
ホークス「でも俺その顔が好き」
肩や背中の見えない位置から、胸元やお腹などありとあらゆるところにつけられていく啓悟の跡は見ているだけでも痛々しい筈なのに、
彼は喜色満面の色を浮かべながら私に跡をつけるから強く断ることができない。
なんだかんだ好きだろ、と言われれば確かにそうかもしれないとうなずけてしまう節もある。
ホークス「俺のこと好きだから拒まないんでしょ?あなたの下の名前」
あなたの下の名前「好きじゃなかったら … させないし」
ホークス「可愛い」
あなたの下の名前「ああああ … ッ!ま、って、やだやだ!」
がぶりと体の中で一番脂肪があるであろう太腿に惜しげもなく噛みつかれて、キツすぎるその感覚に表情を思わず歪めて涙をこぼした。
今まで噛まれたどこよりも痛くてぽろぽろと溢れ出す涙が止まらない。
あなたの下の名前「やめ … けぇ、ご … やだぁ … !」
ホークス「ああ、その顔 … ほんま愛らしか … 」
恍惚の笑みを浮かべながら噛み跡を撫で、舌で確認するかの様になぞる。
マゾの様な素質があるのだろうが、痛いことをされているはずなのに啓悟のその顔を見て、やめて欲しく無いと思ってしまう自分がいた。
ホークス「ねぇ、もっと噛み跡つけてもよか?」












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。