メテヲ視点
それだけだ
ただ、そんな簡単な事を呟き、歩く。
ただ、ひたすら、歩き、探す。
ぐさお視点
ここに持ってきたのは、覚悟と本だけ。
それだけだ。
そんな簡単な事を考え、歩き、探す
絶望に飲まれそうだが、まだ探す。
メテヲ視点
見つからない絶望感を味わいながら、探す。
ぐさお視点
少しの希望を持ち、話しかける
…選択ミスった…
髪切ったかなぁ…って思って…
馬鹿。
メテヲ視点
探していると、肩をトンと叩かれる。
グサーナがギュッと抱きしめてくる。
抱いて来たので、つい照れてしまう。
他人の視線から、多分勘違いされてる。
『多分こいつらカップルか夫婦』だって。
少し興奮気味に答える。
貴方の笑顔、いただきます。
そんな事言って俺キショ((((
その後、色々遊んで、
本当に楽しかった。
やば?!
そんでホテルで寝て翌日…
ぐさお視点
眠いわ。てか、メーテナに会えてよかった…
ほんとに、安心した。
貴方が微笑んでくれて、嬉しいよ。
今、図書館ことlibraryに来ている。
本好きには恵みの場所だ。
その後も、たくさんたくさん遊んで、色々して、思い出話したりして、とてもとても満喫している。しかも好きな人と満喫してるし…最高の日だ。
しかも、目の前には、白い薔薇。
花言葉は『貴方は私に相応しい』
誓いのハグをする。
その後、2人は結婚して幸せになったとさ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。