第15話

#14
1
2026/02/21 01:02 更新
私はその現場でとある証拠を見つける
ウラカ
ウラカ
これは…
ウラカ
ウラカ
魔力痕…
結界によりいつもみたいな魔力探知は出来ないが
近ずけば分かるぐらいには使えた
並大抵の魔法使いだったら無理だろう
ウラカ
ウラカ
この感じおおよそ後100m先ぐらいか…
私はその魔力痕を追う
そして…魔族と対面する
ウラカ
ウラカ
お前か…
グラドヴァルク
グラドヴァルク
ほう…?転送魔法で飛ばされたのか
ウラカ
ウラカ
あの細身の魔族はどこ行った
グラドヴァルク
グラドヴァルク
あぁ…あいつらならキセルト家の地下室でアイツらを拷問して楽しんでいる。俺は今すぐにでもあいつを殺したいがな
ウラカ
ウラカ
へぇ…
ウラカ
ウラカ
はぁ…
ウラカ
ウラカ
出番だぞ…
???<やっとか!
ウラカがそう発したその刹那
ウラカの身体は魔力によるモヤで覆われる
そして…次にウラカが登場した時には別人のようになっていた
ウラカ
ウラカ
やっと…戦える!
グラドヴァルク
グラドヴァルク
あぁ?
グラドヴァルク
グラドヴァルク
誰だお前…さっきの女はどこ行った?
ウラカ
ウラカ
さっきの女?あぁ…
ウラカ
ウラカ
その女は私であり私じゃない
グラドヴァルク
グラドヴァルク
何を言っている?
グラドヴァルク
グラドヴァルク
まぁ、どんな手法を使った所で俺に勝てるわけないんだがな
ウラカ
ウラカ
そんな御託はどうでもいい
ウラカ
ウラカ
さっさとかかってこい
グラドヴァルク
グラドヴァルク
お前なんぞ捻り潰してやるわ!
その怒号と共に地を蹴り、間合いを縮める
その力は強力だ
だが…
ウラカ
ウラカ
単純だ
グラドヴァルク
グラドヴァルク
避けたか
あまりにも単純
ただの大振り
このそんな攻撃は俺に当たるはずがない
グラドヴァルク
グラドヴァルク
舐めやがって…
その刹那…そいつは地を殴り、砂を舞わせる

ドゴンッ!!
その音が鳴り響く
それは魔族が本気で踏み込んだ音
そして、砂埃を突き抜けこちらに仕掛けてくる
グラドヴァルク
グラドヴァルク
ふはは!この不意打ち!避けられないだろ!
ウラカ
ウラカ
はぁ…
ウラカ
ウラカ
何度も言わせるな…
ウラカ
ウラカ
単純すぎる
ブォン!
魔族の攻撃は空を切る
だがそこにウラカの姿はなかった
グラドヴァルク
グラドヴァルク
は…?何処へ…!!
ウラカ
ウラカ
ただの大振り。そんなのでお前が勝てるはずないだろ
バゴーン!
ウラカは事前に発動しておいた身体能力向上の魔法によりとてつもない威力で魔族を殴り飛ばす
グラドヴァルク
グラドヴァルク
ごはッ…
魔族の身体は岩場にめり込む
そこにすかさずウラカは手のひらを魔族に向ける
グラドヴァルク
グラドヴァルク
ク……ク…ソが……
ウラカ
ウラカ
もう限界か?そんなお前は今からすることに耐えれるかな
グラドヴァルク
グラドヴァルク
何を…するつもりだ……
ウラカ
ウラカ
さぁな…自分の目で確かめろ
その言葉と同時にとてつもない眩い光が
ウラカの手のひらに集まる
ウラカ
ウラカ
お前が強いのならこれを耐えてみろ
グラドヴァルク
グラドヴァルク
クズ…野郎が……
ウラカ
ウラカ
お前だけには言われたくないな
その刹那…眩い光はひとつの線となり魔族に飛来する
ヒビッ!!
ドゴーーン!!!
ウラカ
ウラカ
はぁ…
ウラカ
ウラカ
手応えがまるでない
これが今の魔族か
ウラカ
ウラカ
ん?
ウラカ
ウラカ
死体がない?
ウラカ
ウラカ
ふっ…
ウラカ
ウラカ
転送魔法を自分に使ったか
ウラカ
ウラカ
少しは楽しめそうだな
転送魔法により逃げたグラドヴァルク
勝てるか怪しいと悟っていた
グラドヴァルク
グラドヴァルク
ぜぇ…ぜぇ…
グラドヴァルク
グラドヴァルク
な…なんなんだあいつ……
グラドヴァルク
グラドヴァルク
この俺をいとも容易く吹っ飛ばすとは…
するとそこにヴァンタスがくる
また気配を消してちかずいたようだ
ヴァンタス
ヴァンタス
苦戦しているようだな
グラドヴァルク
グラドヴァルク
あぁ…あいつはやばいぞ
ヴァンタス
ヴァンタス
だろうな
ウラカ
ウラカ
そんなに褒めないでくれ
ヴァンタスがそう発した刹那…いつの間にか背後にウラカがいた
魔族たちは全く気づけなかった
グラドヴァルク
グラドヴァルク
ッ…!?
ヴァンタス
ヴァンタス
いつの間に…!!
魔族達はすぐに後方に飛びウラカから距離をとる
ウラカはゆっくりと近ずく
グラドヴァルク
グラドヴァルク
お前はなんなんだ…!!
ウラカ
ウラカ
ん?
ウラカ
ウラカ
ただの魔法使いだ
そう発するとウラカは魔族の視界から消える
グラドヴァルク
グラドヴァルク
ッ……!!
ウラカ
ウラカ
油断大敵
その言葉がグラドヴァルクの背後から聞こえる
その状況になったグラドヴァルクはその時、諦めかけていた
グラドヴァルク
グラドヴァルク
(あぁ…ほんとにクソ……)
そう思った瞬間…ウラカの大気が揺れるような一撃が打ち込まれる
グラドヴァルクの身体は吹っ飛ばされ、結界に衝突し、意識を失う
ウラカ
ウラカ
さてと…次はお前だ
ヴァンタス
ヴァンタス
まじか…
ヴァンタス
ヴァンタス
だ、だけど!私はそう易々とはいかない!
ウラカ
ウラカ
ふーん
ウラカは小馬鹿にするようにニヤリと笑った
ウラカ
ウラカ
だったら俺様を楽しませてみろ
ヴァンタス
ヴァンタス
お前なんぞ…引きちぎって見世物にしてやるわ!!!
魔族はそういうとウラカの視界から消えた
気配を消して高速で走ったのだろう
ウラカ
ウラカ
そんな小賢しい真似をした所で…
ウラカ
ウラカ
所詮クソザコ魔族だ
そう言うと、ウラカは攻撃しようとした魔族の首根っこを掴み地面に叩きつける
ヴァンタス
ヴァンタス
あがッ…!!
ウラカ
ウラカ
お前もその程度か…
ウラカ
ウラカ
強いってのも罪だな
ヴァンタス
ヴァンタス
何が罪だ…!!
ウラカ
ウラカ
俺様が強いせいで戦いを楽しめない
ウラカ
ウラカ
だから罪って言ってんの
ウラカ
ウラカ
まぁ…ザコには分からないか
また…小馬鹿にするようにニヤリと笑う
ヴァンタス
ヴァンタス
馬鹿にしやがってぇ!!!
その怒号と共に魔族は目の前から姿を消す
得意な奇襲でやるつもりだろう
ウラカ
ウラカ
はぁ…
ウラカ
ウラカ
無駄な抵抗だな…
そう言いながらウラカは手を上に掲げた
その手からはフレイムミストが出ていた
ヴァンタス
ヴァンタス
(あいつ…何するつもりだ?)
そしてウラカはある言葉を発する
その言葉一つでとてつもない光景を目の当たりにする
ウラカ
ウラカ
バルスト
バゴーン!
そう…ウラカが発したその言葉は爆発魔法
ウラカは爆発をフレイムミストの中心で起こす
ヴァンタス
ヴァンタス
ッ…!?
それにより爆発フレイムミストにより範囲、威力が上がる
ヴァンタスが瞬きしたその一瞬で爆発は顔の30cmまで距離を詰めてくる
ヴァンタス
ヴァンタス
(やばい…これは…避けれねぇ……)
そう思った刹那…ヴァンタスは爆発に巻き込まれる
ウラカは爆発から距離をとった為巻き込まれなかった
ヴァンタス
ヴァンタス
うぎゃゃ!!!!
その悲鳴共にヴァンタスの身体は消滅する
ウラカ
ウラカ
はぁ…
ウラカ
ウラカ
あとは意識失ってる雑魚か
そう言ってまた、はぁ…というため息をつく
そして地を強く蹴り魔族の方へと向かう
飛ばされ意識を失ってる魔族の元に着く
ウラカは小馬鹿にするように笑いながらトドメを刺す
そして魔族の身体が消滅する
同様に結界も消滅する
ウラカ
ウラカ
雑魚の相手はもう懲り懲りだ
そろそろ魔力の限界か
ほんと少ねぇよなと言う愚痴を零す
ウラカ<悪かったわね
ウラカ
ウラカ
うぉ!
ウラカ
ウラカ
急に出てくんじゃねぇよ
ウラカ< 知らないわ。この身体は私の体なんだから。久しぶ りに出してやっただけマシと思いなさい
ウラカ
ウラカ
へいへい
その返事と共にウラカの身体はまた煙に包まれる
そしていつものように姿に戻る
ウラカ
ウラカ
はぁ…
ウラカ
ウラカ
やっと戻った…
ウラカ
ウラカ
ヨル達の迎えに行かないと
そうして無事魔族に勝利したウラカはヨル達を救出して転送魔法で宿に戻った

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