第7話

高校
704
2020/04/27 12:28 更新
私は高校に入ると居酒屋でバイトを始めた。
慣れないことばかりで毎日疲れていたけど私の為に頑張ってくれているみんなに恩返ししなきゃと思い必死に働いた。

高校生にもなると恋愛に興味を持つ年だが私は周りの人より将人たちの方がカッコよく見えていた。
それだけじゃなく他の人と話してるのを見るとモヤモヤした。
よく分からないこの気持ちを知るべく友達に相談することに。
あなた
ねぇ真由
真由
真由
んー?
あなた
聞きたいことあるんだけど
真由
真由
なに?
あなた
ある人を見るとついつい目で追ったり
他の人と居るのを見るとモヤモヤするのって
なんで?
真由
真由
あなたバカなの?
あなた
はっ?
真由
真由
そんなん好きだからに
決まってるじゃん
あなた
好き?
真由
真由
うん
あなた
へぇ~…
真由
真由
好きな人でも出来たの?
あなた
べ、別に!
真由
真由
ふーん
「血は繋がってなくても兄妹だし」と自分に言い聞かせこの気持ちに蓋をしようと思った。
いつも私を心配して電話やメールをしてくれる駿之介。
私の事を1番に考えてくれる将人。
いつも側で元気づけてくれる匡。
見た目は怖いけど私を大切にしてくれる絃歩。
スーパーチート級の可愛さで癒してくれる竜之介。
5人のことを考えるとこの気持ちを押さえるなんて無理なのに…。

そんなある日のこと。
大和
大和
ねぇあなた
私に話しかけてきた彼は学年1イケメンと言われている同じクラスの大和だった。
あなた
ん?
大和
大和
話あるんだけどいい?
あなた
うん
私たちは屋上へ行った。
大和
大和
あのさ俺ずっとあなたの事
気になってた。
付き合って欲しい
あなた
うん。いいよ
付き合うとかよく分かんないけど駿之介たちへの思いを忘れる為にも嫌いではないしいいかもと思った。

大和
大和
よっしゃ!
じゃあ明日から一緒に
登下校しよ
あなた
うん!
私は家に帰りみんなになんて報告しようか悩んだがきちんと伝えようと決めた。
あなた
ねぇみんな!
脇
どうした?
あなた
あのね。彼氏出来た…
銀太
銀太
あなたに?
あなた
どうゆう意味よ
ふぉい
ふぉい
へぇ~良かったじゃん
あなた
やけん明日から一緒に
登下校出来ない
まる
まる
わかった。
何かあったらすぐ言うんだよ。
あなた
うん。ありがとう
勘違いかもしれないけどみんなの顔が悲しそうに見えた。

彼氏出来た事が私をどん底に突き落とすなんて思いもしなかった。この時はまだ…。

プリ小説オーディオドラマ