第9話

☪︎×6
6,584
2020/12/31 03:28 更新
伏黒恵
伏黒恵
え…あなた…?
その声を聞いて、振り返る。
そして僕は目を輝かせた。
(なまえ)
あなた
もしかして、伏黒クンですか!?
伏黒恵
伏黒恵
本当に、あなたなんだな。
久しぶり。
ぎゅううっ、と抱きしめる。
実は小さい頃会ったことがあるのだ…伏黒クンとは。
少しお兄ちゃん的だった伏黒クンとこうしてまた会うことが出来て、感動と興奮に胸が張り裂けそうだった。
五条悟
五条悟
ハイハイ、離れて離れてー
(なまえ)
あなた
あぅっ
ベリッと剥がされ、変な声が出た。
伏黒クンが何故かジロリと兄さんを睨んだが、兄さんは気にする様子もなく、パン、と手を叩いて言った。
五条悟
五条悟
それより明日はお出かけだよ!4人目の一年生を迎えに行きます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次の日、意気揚々とキャシィを抱き抱えて東京を歩いたのはいいものの…
(なまえ)
あなた
ま、迷ったです…!!
忘れてた。僕は極度の方向音痴なんだった!!
どうしよう…兄さんならすぐ見つけてくれそうだけどまだ悠仁クンや伏黒クンと合流してない可能性もあるし…
(なまえ)
あなた
…まぁいいか、です。
どうせどこかで落ち合えるでしょうし…
そう思って、(術がかかっていない)キャシィと会話をしながら(?)東京をぶらぶらしていると…同じ呪術高専の制服を着た子を見つけた。
ちなみに、僕の制服は狗巻先輩と同じようなやつである。理由は特にない…呪言師でもないし。
(なまえ)
あなた
お嬢さん…こんにちは。
その制服…もしかして?
話しかけると、驚いた顔をしていたが、すぐに状況と僕の存在を理解したようだった。
釘崎野薔薇
釘崎野薔薇
あんたも呪術高専の?
(なまえ)
あなた
そうです。
笑うのはあまり得意じゃないけど、にこりと笑ってみた。すると、少し目を開いたあとに、フッと笑った。
釘崎野薔薇
釘崎野薔薇
(…なにこの王子様風な男の子)
(なまえ)
あなた
カッコイイのに優しそうな女の子が同級生で良かったです(*^^*)
釘崎野薔薇
釘崎野薔薇
…そ、そう?
釘崎野薔薇
釘崎野薔薇
(これは恋じゃないこれは恋じゃない)←自己暗示
そうしていると…
五条悟
五条悟
あーっ、あなた!
(なまえ)
あなた
あっ、兄さん!
釘崎野薔薇
釘崎野薔薇
えっ!?
伏黒恵
伏黒恵
あれほど一人で歩くなって言ってたのに…
虎杖悠仁
虎杖悠仁
無事でよかったぁぁぁ(´;ω;`)
無事皆と合流することが出来た。
しかし、何故かお嬢さんは口をパクパクさせながら、目を見開いて震えている。
釘崎野薔薇
釘崎野薔薇
…お、女?
(なまえ)
あなた
あ…はい。
五条悟
五条悟
僕の愛しの妹、五条あなたでーす☆
そんなことを言いながら兄さんは後ろから僕に抱きついてきた。もちろんすぐにベリッと笑顔で剥がしてあげた←
釘崎野薔薇
釘崎野薔薇
さようなら私の初恋…
(なまえ)
あなた
なにか言いましたか?お嬢さん
釘崎野薔薇
釘崎野薔薇
いや、なにも言ってないわ。
伏黒恵
伏黒恵
…(全てを察した)

プリ小説オーディオドラマ