第359話

最年少と
8,623
2019/12/18 13:44









side:佐藤
























翌日 。一般住宅のインターホンを鳴らすと


家の方から「 いってきまーす!」という


声とともにドタバタと足音が聞こえる 。


いやぁ 、結局車で来てしまった私やばい 。











































長尾「 あなたちゃん!
おはようございます!!」



『 ん 、おはよう 』



長尾「 私服も可愛いですね!」



『 ありがとうそんなこと
言ってくれるの長尾だけやわ 』



長尾「 えへ 笑 」



『 今日どこ行く予定なん?』



長尾「 グランフロントとかどうですか?」



『 おっけー 、じゃあ乗ってー 』



長尾「 はーいっ 」



『 え?』



長尾「 え?」



『 あ 、いや 。助手席来ないんやなって思って 』



長尾「 … いいんですか 、、、?!?!」



『 別にええよ?笑 』



長尾「 じゃあお言葉に甘えて 、」

































































助手席に長尾を乗せて車を走らせる 。


ガチガチに固まってるのかと思いきや


ロケバスに乗ってる並にうるさい 笑


高速道路乗りましたァー!!って 笑笑


そんなことをしてたら目的地に到着した 。


お昼で人が多いからあんま目立たないように … 。
























































長尾「 あなたちゃーん!!!(大声) 」



『 、、、バカ 、』



長尾「 へ?てかこれ可愛くないですか?」



『 ぶっさいくやなこの猫 』



長尾「 ぶさかわいいのが
最近の流行りなんですよ!」



『 ちょっとよくわからん 』



長尾「 あ 、GAPあった!
あなたちゃん行きましょ!」



『 テンションたけぇー 』












































































私の腕を引っ張ってずんずん歩く長尾 。


意外と私服もオシャレなんよねこいつ 。


私は一応メガネとマスクしてるからオーラ


消せてるはずなんやけど長尾がオープンやから


完璧人の視線を食らってる 、、、笑
































































長尾「 あなたちゃん 、これ似合いますよ 」



『 へー 、かわi誰がチビやねん 。
140cmの子供服なんて着れへんわバカか 』



長尾「 ふふふっ 笑
あ 、こっちのカッコ良くないですか?」



『 えー 、なんか恭平が着てそう 』



長尾「 あー 、確かに 。じゃあ辞めます 」



『 即答かよ 笑 』



長尾「 このロングコートどう思います?」



『 ん〜 、長尾はロングコートちゃうねんな 、
なんか黒のジャケットとか着てそう 』



長尾「 え〜 、ロングコート
似合う大人になりたーい 、、、」



『 ははっ 、まだ早いで 笑 』














































私がそう言うと 、むーって感じの顔をしながら


渋々ロングコートを元の場所にかけた 。


ほんっまなんなんかわいすぎん … ?!?!


母性爆発しちゃいそうやわ 、完璧親子 笑










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