第10話

迷惑になんか思わない
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2024/05/25 06:19






朝起きたら家だった。

最後に覚えてるのは……。

…仕事っ!!

渡辺さんたちに…まだ…。


柊「うっ、」


急いで起き上がると頭痛がした。

え、まさか仕事中に倒れたとかじゃないよね、

そんなん…渡辺さんだけじゃなくて深澤さんにも、宮舘さんにも…

終わった……。

とっ、とりあえず!!


柊「仕事に行かなければっ!!!」

目黒「だめでーす。」

ラウール「柊さんは寝てくださーい。」


なんか…聞いたことのある声…。

寝ぼけてんのかな。


柊「いやいや、仕事に…」

渡辺「だめ。早く寝てろ。」

柊「……。」


……!?


柊「えぇっ!?」

柊「なんで…みなさんが私の家にっ!?」

ラウール「なんでって…。」

目黒「おつるに頼まれたから?」

柊「叔父さんに…?」

渡辺「前、俺たちの前で倒れただろ。」

渡辺「だから今柊さんはおやすみ。」

ラウール「おつるさんとかいとぅーくんが仕事してくれてるよ。」




私はなんて迷惑を…。


柊「っごめんなさい!!」

3人「……?」

目黒「…何が?」

柊「えっ、?」

目黒「柊さんは何に謝ってるの?」

柊「みなさんに迷惑をかけてしまったこと…です。」

目黒「俺たちみんな、柊さんの事迷惑になんか思わない。」

目黒「ねぇ?しょっぴー。」

渡辺「……おう。」

渡辺「むしろ迷惑かけてたの俺だし。」


いや、それは私が未熟すぎるから…


渡辺「涼太もふっかも言ってた。」

渡辺「柊さんはSnowManにふさわしいって。」

柊「渡辺さん…っ!」

ラウール「柊さんよかったね!1週間に間に合ったよ!」

柊「っはい!!」

目黒「うん。そういうことだし。」

ラウール「寝てくださーい。」

柊「えぇっ、」

柊「仕事に…」

渡辺「柊さん。」

柊「…はい。」

渡辺「寝て。」

柊「はい……。」










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