Srmr 視点
俺はmobを突き飛ばした。
理由は簡単さ…
俺の為に作ってくれた飯を取られた怒心
そして、俺の家族以外の人に
義母の味を効かせる嫉妬心 からだ。
mob ⸝ ⸝ 「 てめぇ、何してくれてんだぁ?」
そんなちっぽけなことが
段々と大きなことになっていく。
色んな人が集まって、
せっかくのるんるん気分がぶち壊しだ…
mob ⸝ ⸝ 「 おい”!てめぇ、
俺の飯に何してくれてんのぉ?」
Srmr ⸝ ⸝ 「 俺の飯?これは、俺の義母が作った
飯なんだよ。おめぇの飯なんか
じゃねぇんだよ」
mob ⸝ ⸝ 「 なんだぁ?お前、シスコンかよ(笑)」
?? ⸝ ⸝ 「 あの、何言ってるんですか…?」
mob ⸝ ⸝ 「 あ”? 」
?? ⸝ ⸝ (mobの首を絞め持ち上げる)
mob ⸝ ⸝ 「 ぁあ”… ゃめ”でぐれぇ 」
?? ⸝ ⸝ 「 私が用があるのは、貴方です。
”Srmr”さん。」
Srmr ⸝ ⸝ 「 え?俺ですか? 」
?? ⸝ ⸝ 「 はい。」
Srmr ⸝ ⸝ 「 わかりました。いつですか? 」
?? 「 放課後、屋上で待ってるんで。」
Srmr⸝ ⸝ 「 了解です。」
俺の哀れな期待が心を揺さぶる。
いつか夢見た、俺のバラの学園生活が
待っていると思っていた。
第一章 三話 Fin ↪︎
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。