📍 居酒屋
上司の乾杯を合図に 、みんなが
一気にお酒を飲み始める 。
私のグラスに何も入っていないことに
気づいた上司が 、そう言った 。
もう酔い始めているのか「 ほらほら ~ ㅎ 」と
私のグラスにお酒を注いでくる 。
実は私 、お酒あんまり飲めないんだよな ~ …
でも 、ここは飲まないともっと上司に
絡まれることになると思い 、私はグラスを
片手に 、一気にぐいっと飲み干した 。
飲んだ瞬間 、胃が重たくなるのを感じる 。
やっぱり飲まないほうが良かったかもっ … 、ㅠ
少しぼーっとしていると遠くに座っていた
カンミンが 、上司の「いい飲みっぷり」という
声に気づいたのか 、私の隣に座ってきた 。
私の顔を覗き込みながら 、
心配そうにそう言うカンミン 。
酔いやすい私は 、もう既にカンミンの顔が
はっきり見えなくて 、声も聞き取りずらい 。
私はもう既に自分が自分じゃなくなっていて 、
空いたグラスに再びお酒を入れはじめる 。
そう言って 、グラスに手を伸ばすと
横からひょいっと取り上げられた 。
すると 、なぜか私のバッグを勝手に
漁りはじめるカンミン 。
手をいくら伸ばしても 、カンミンから
スマホを取り返せない 。
すると 、カンミンが誰かに電話をかけた 。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝ sangwon side
















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。