次の瞬間竜太くんは私を姫抱きし、ベッドに沈める。
覚悟を決めたのにいざするとなると、
不安や緊張、恥ずかしさが押し寄せて
震えている私に竜太くんは頭を撫でて
リラックスさせてくれた。
ちゅっ、っと触れるだけのキスを何度も何度も角度を変えてする。酸素を求めて口を開いたところに舌が侵入してきて私の口内をかきまわす。
竜太くんの深いキスに気を取られていて、
自分が下着しか身に着けていないことに
気づかなかった。
下着の上からやわやわと揉まれる初めての感覚に
へんな感じがする。
下着をはずして膨らみの先端を触れられた瞬間
自分じゃない声がでて、咄嗟に口を覆った。
耳元で囁く。
クチュクチュ
体が跳ね上がって、視界が真っ白になった。
これがイくっこと?
初めて見る異性のモノ。
ソレがどんどん私のナカに入っていくのを感じると同時に下腹部に鋭い刺激も感じた。
うまく力を抜けずにいると、深いキスが降ってきて腰砕けになっている間にグッとソレを押し込んだ。
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。