ローラは、探し当てた指輪を見つめ・・・
どうやら追いかけてきたみたいだ。
ローラは、その指輪を、アーサー様の額のエンブレムに当てた!!
アーサー様は苦しんでいる。
痛いのか?
そして、アーサー様から、黒い影が出ていった。
アーサー様は、その影からローラを守ったのだ
ローラは、自分が持っていた指輪を今度は嵌めさせた。
彼女は、彼にキスをした。
そうか!これが真実の愛!
アーサー様の澄んだ瞳が戻ったみたいだ。
ちゃんとローラのことがわかるようだ。
そう、アーサー様から抜け出した影はまた、誰かに乗り移ろうとしていた。
まだ、記憶が戻らない光一はなんのことかわからずにいた。
そしてその影は・・・
3人は、縄で縛られ、身動き出来なくなってしまったのだ。
ローラは、自分の指輪に願いを込めた。
リリーとマリーに伝わりますようにと。
そしてその頃・・・・
すでに、影はマークの元へたどり着いていて・・・
と、リリーのお腹を殴り・・・
マークは、リリーを担ぎ・・・・そのまま歩いていった。
そして・・・
俺に助けを呼んでる?
そして俺は、急いで階段を降りて外に行き、
と叫んだ。
マークの声は、あの時の天の声と混ざっている。
よくある、操られてるってやつや
気絶していたリリーが起きたが
不気味に笑うと・・・
マリーも外に出てきた。
ビシッ!!
結界を張り、それ以上近づけないようにした。
マークは、まさか操られている
そう言って消えていった。
まるでそこにいたという気配は無くなった。
そして俺たちは、リリーを助ける策を考えることにしたんや。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。