私は今スマホと決着の付かない睨めっこをしている
必死にないこ先輩からの既読を待っている
既読という文字が見えた
その後、「まろの連絡先?いいよ~」と返信が来ていふ先輩の連絡先はすんなりとゲット出来た
何度も読み返して、変なとこが無いかをしっかりと確認する
私は
「あなたです!いふ先輩こんばんは!今日は色々とありがとうございました!大好きです!♡」
という文章を送った
ひと段落着いたと思い、私はベッドに身を投げた
ぴこんっ
1件の通知が来た
投げたはずの身を起こし確認する
私はスマホから目を離しもう一度確認する
通知には
「なんでお前が連絡先知ってんねん」
とメッセージが来ていた
私は
「愛の力ですかね?」
なんて打ったら
「ないこか」
と返ってきた
「頭いい人は違うんだな~」
なんて言っていたら
メッセージに既読が付かなくなった
よくYouTube shortで見る
"ブロックされているのかが分かる裏技"
というのを試してみる
見事にブロックされていた
私は最終手段として考えていた作戦に移る
「いふ先輩にブロックされたので、家教えて欲しいです!凸ります!」
という文をないこ先輩に送った
変な文を送った自覚はあるので少し不安になる
ぴこんっ
通知が来た
私はうきうきした気持ちで確認すると
お母さん
「入学式どうだった?上手くやれた?迷子にならなかった?友達できた?一人暮らし大丈夫?……」
その他にも色々な心配をしてくれている文が送られてきた
一人暮らしするのも、地元を離れるのも、最初は凄く不安だったけど、もう一生会えないわけじゃないし、近所の人達はみんな優しい人ばかり
不安になることはひとつもなかった
お母さんは極度の心配性らしい
何をするにも心配ばかり
まぁ、心配されないよりはマシだから良いんだけど
お父さんは逆に私に興味が無さすぎる
興味が無いのかは分かんないけどあまり私のことに口出しをしない
ガミガミ言われなくていいけどね
そんなことを考えていると
ぴこんっ
また1件通知が来た
「まろの家なら、○○の○丁目の○-○だよ~」
と言う文だった
その後、気づいたら朝になっていたことはここだけの話
⚄1050文字⚄
♡×1 ♡×5
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。