第55話

那須 . インフル >>>> 櫻井、菊池
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2025/09/28 01:54 更新











那須side



"本日東京は猛暑日となっており、40度近くになるとされています"



なんて連日のごとく朝から猛暑注意の情報が流れる



そんな真夏の朝なんだけど、俺は気温とは真逆の状態で







「 さむ… 」







朝起きた時からの違和感



暑いはずなのに、肌寒く感じて今着てるのは長袖ね



ブルブルと震えるほど寒くなってきて、あぁこれ寒いというか悪寒なんだと気づいたのはさっきのこと







「 ……しんどい 」







これ調子が悪いんだと感じてからは、体調は急降下



さっきまで感じていなかっただるさが襲ってきて、心做しか頭も痛い気がする



そんな時にピロンと通知音がなって、スマホを確認すれば 櫻井翔 の文字が





「 …やっば 」






体調の悪さに気を取られすぎていたけど、実は今日は夜櫻井くんと風磨くんとご飯に行く約束をしてて



"今日18時にここね"とメッセージを送ってくださった



返信しなきゃ って文字を打とうとするんだけど、こんな状態でご飯を食べに行っていいものなのか、、



先輩2人との約束をドタキャンする形になってしまっていいのか、、



なんていう2つの案で葛藤する







「 まじさいあく…はぁ… 」







体調が良かったら、一目散に返信してウキウキで時間まで待つのに、今日は違う



なぜなら体調が悪すぎるから



体調悪いままいってあまり気分上がらなかったら失礼だし、ドタキャンするってなっても今後の信頼関係にも影響してしまう



どちらを取っても危機的状況は免れないわけで、一旦考えようとスマホを閉じて、横になり、天井を見つめる



そのうちにゆっくりと瞼を閉じていた









「 …ん、11時か… 」







約2時間寝ることができて、さっきよりも体が楽な気がして



このままゆっくり休んでいれば回復するんじゃないかと思って、勢いで 今日はお願いします と返信



するとすぐにグッとポーズをしたクマのスタンプが送られてきた



これでもう、やっぱ今日やめておきます、なんて言えるタイミングなんかなくなって、あとは治すことに全集中するのみ


ってなったら寝てしまおうってことで、再び眠りについた









「 …よし、行こう 」







あれから4時間ほど寝て起きたのは18時



しばらく睡眠時間が短かったからか、昼寝とは言えないくらいの長さ



だけどそのお陰が少しばかり体調が回復してきて、しんどい…って思うことなく1時間ほどで準備完了







「 ここでお願いします 」






なんて言って、タクシーで今から櫻井くんが予約してくでさったお店に向かうところ


タクシーで約15分くらいのところだから、体を休める為にも目瞑ってみて



そうすればいつの間にか夢の中に入ってたらしく、運転手さんの声で目が覚めた






「 ありがとうございました 」







タクシーから降りてお店へと向かう道中、心做しか少し寒い気がして嫌な予感



けど気のせいだと無理やり言い聞かせて、送られてきた部屋へと入ればお二人共揃っていた






「 お疲れ様です!! 」



菊池「 お疲れ〜 」



櫻井「 お疲れ様 」



櫻井「 和食って感じのところだけど、大丈夫だった?? 」



「 大丈夫です!! 和食大好きなので!! 」



「 ありがとうございます!! 」



櫻井「 はーい 」



櫻井「 んじゃ好きに注文しちゃってね 」



菊池「 おれ何食おっかな〜 」






タッチパネルを操作する風磨くんを横目に、何なら食べれるかなと頭フル回転で考える



重いものは気分的にも食べたくないから、ヘルシーなものを注文したい







菊池「 那須、すき焼き食う?? 」



「 …あ、や、今は…大丈夫です 」



菊池「 あまじ、おっけ 」



菊池「 ほいこれ、こっから好きなの選びな 」



「 ありがとうございます 」



菊池「 うい 」







ざっとタブレットにあるメニューを目に通すと、大体食べられそうなのは野菜サラダと頑張って魚



さすがにサラダだけは…って思って、とりあえず煮魚を注文した



ついでにドリンクも、って思ってメニュー見ながらアルコール飲めるかな…って考えて



けど多分、アルコールは悪化するって直感的に思ってジンジャエールに







菊池「 あれ、那須飲まない人だっけ?? 」



「 いや、明日ちょっと早くて… 」



櫻井「 そっかそっか、じゃあ今日はやめた方がいいかもね 」







何とかごまかせた








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