女子生徒が保健室に戻って来た
と同時に勢い良くドアが開いた
壊れるんじゃないか … と一瞬思った
と勢い良く入って来た人が言った
傑と同じぐらい高い身長
艶がある白い髪
サングラスの隙間から覗く碧い瞳
本当に日本人かどうか疑う見た目だ
でも何で私の名前を知ってるんだろう ?
個性的な見た目だし顔見知りなら分かるはず
何か思い出せそうだけど思い出せない …
誰だろう ?
そんな彼を傑は怪訝そうに見た
私がそう言うと女子生徒と白髪の彼は目を丸くした
とても困惑しているようだった
面を食らったように2人は私を見た
半開きになった口が塞がっていなかった
︎︎ ︎︎
『 だ っ て 君 達 と 私 達 初 対 面 だ ろ う … ? 』












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!