第5話

5.相棒は自衛官
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2024/01/14 06:07
警察は捜査を進める内にこれが組織的犯罪である事が分かった。そこで博麗霊夢という人物にこの事を報告することになった。私が霊夢と話していると、「お取り込み中?」そう男が声をかけてきた。「ちょうどこれからあなたを呼ぼうとしてたの」と霊夢が言った。私は、「初めまして。私は警視庁刑事課強行犯係から派遣されました。佐藤です。」と自己紹介をした。すると男は、「陸上自衛隊から派遣されました。小野寺です。」と言った。私はこの男のことを先程霊夢から聞いていた。「あなたのことは霊夢さんから聞きました。いつもお疲れさまです。」そう言った。どうやら私が幻想入りする前にニュースで見た自衛官はこの人のようだ。すると霊夢が、「それじゃあ本題よ。単刀直入に言うは、今人里で起きている連続殺人犯は組織犯罪よ。そして、近々テロを起こすかもしれないの。」と言った。そして私は、「それでなんですが、警察側はこれを重大なテロ事案と見ているんです。そこで、自衛隊にも協力してほしいんです。」と言った。すると小野寺は、「組織犯罪だったとして、日本から来る民間人の荷物は全て自衛隊が検査しているのですが。」と言った。私は、「そこなんです。これに関しては自衛隊に裏切り者がいるとしか考えられない。」と言った。私は、「そこで、あなたと協力したいんです。あなたは幻想郷は2度目らしいので。」といった。小野寺は、「でも、それは組織が違うので難しいのでは?」と言った。私は、「ご心配なく。もうすでに自衛隊側に許可はもらっているので。」と言った。そうして私と小野寺は協力することになった。霊夢は、「2人ともこの異変の解決をたのむわよ。私もできることはするわ。」そうして私と小野寺は神社の鳥居をくぐった。私と小野寺は同い年であることが分かり、そこから仲良くしていた。こいつになら背中を預けられる。

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