第2話

プロローグ 2
14
2024/01/05 14:00 更新
どんなに悲しく、苦しい昨日があったって



当然のように明日が来るわけで



俺が昨日感じた気持ちは、
どうやら音と共に消えてしまったらしい。



今はただこの暑さへの鬱陶しさしか感じられない。






キーンコーンカーンコーン



昨日のテレビみたー?

見た見た。ちょーおもろかった








「あなた君!」







「……はい?」









「君、私と一緒にバンドやらないっ?」









「……………はぁ!?」











6月にしては早すぎるくらいの猛暑が続いていたある日







俺は突如として、








君に見つけ出された。











この時は、考えもしていなかったんだ。






蒸し暑くて、苦しくて、空が晴れ渡っていたあの日。








君に出会ったことで。








僕の世界が色付くことを。










今、今、君に伝えたい。







この思いが、気持ちが、君に。








君に届くまで。

































『君へ。』




                       𝐍𝐞𝐱𝐭

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