第5話

第一章 主失編 第五話 帰条
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2026/03/05 13:05 更新
カケラ
急いで!バリアを壊されたら帰れない!
バリア、謎の鳴き声、ゴール地点⋯まさか!
楠樹 朱音
みんな集まってー!急いであそこへ行くよー!
カケラ
まさか、隙を見て出ようとしていますか?
楠樹 朱音
はい、そうでないと出られないんです!急ぎましょう!
カケラ
それでは駄目です!
楠樹 朱音
なんで!そうすれば出られるんじゃないの!
カケラ
それだと駄目なんです!現世に破滅と消失が生じます!
楠樹 朱音
え⋯ 国獣を連れて新入国が攻めてきたんじゃないの?
カケラ
ええ、今の鳴き声から、滅壊龍めっかいりゅうと考えられます。
楠樹 朱音
けど、バリアは魔力魂石まりょくこんせきが消えない限り、バリアはずっと張られるんじゃないの?
カケラ
残念ながら、石が盗まれてしまってあと10分持つかどうか⋯
楠樹 朱音
嘘だ!今の鳴き声は誰かが流したに違いない!今の話も、偽造して誰かが作ったしかない!
カケラ
落ち着いてください!
楠樹 朱音
落ち着けるわけがない!だって⋯だって⋯
カケラ
にゃぁ?
カケラ
現実から逃げたい気持ちはわかります。しかし、ここは冷静にならないと猫達どころか、世界だって危ないですよ。下手な行動をとって世界を好き勝手壊させるよりは、世界を救って猫ちゃん達を救ってあげましょうよ。
楠樹 朱音
⋯はい。
カケラ
まずは作戦を立てませんか?
楠樹 朱音
はい。 で、あの龍って倒す方法ありますか?
カケラ
過去であの龍を倒したと言う事や、弱点発見等のことは聞いたことがありません。
楠樹 朱音
じゃあ駄目じゃないですか!どうしたらいいんだ!
カケラ
しかし、一つだけ考えられることがあります。
楠樹 朱音
何ですか?
カケラ
あの龍の頭部には、宝石があるのですが、ほかの人は高すぎて狙った人が一人しかいないんです。しかも、あそこを斬った人は、魔力を封じることぐらいしかできなかったようです。
楠樹 朱音
魔力を封じでも、相手はその宝石をすぐ再生させるので意味がないんじゃないですか?そうじゃないとしても、ほかの攻撃法なら数えられないほどあるじゃないですか。じゃあ駄目じゃないですか!
カケラ
しかし、全員の共通点が2つあるんです。
楠樹 朱音
それって相手の弱点を見極められるものですか?
カケラ
わかりません。しかし、それで相手の弱点を知ることができたのなら、ほぼ確実に勝つことができます。
楠樹 朱音
早く教えてください!時間がありません!
カケラ
1つ目は、全員が、物理攻撃だということです。
楠樹 朱音
だけど、魔法を使えるのって決められた人のみじゃない?
カケラ
私、実は魔法を使えるんです。それに効きそうなものが何個か⋯
楠樹 朱音
で、2つ目は?
カケラ
2つ目は、いつも手のひらを見せていないんです。それに弱点か回復無効できるものがあるか⋯
楠樹 朱音
じゃあ、こうしたらいいんじゃない?
カケラ
確かにこれなら出来そうです。採用しましょう。
楠樹 朱音
みんなー、おいでー。
これで⋯これで帰条げんせきたくのじょうけんが満たせる!

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