最近、類が忙しそうだ。
テレビ、ドラマの出演が重なってたりして
まっっったく2人きりの時間が取れていない。
そんな時、スマホをいじっていると
とあるネットニュースを見つけた。
ニュースの中身を見てみれば
一緒にレストランに行ってる写真やショッピングモールに行っている写真などが載せられていた。
オレは正直、これが証拠と言えるのが謎だった。
だって、たまたまなにか用事があって一緒になっただけかもしれないし。
目撃時間は仕事が終わってからが多かった。
オレを放置して一緒に食べに行ったりしたのか、と怒りが湧いてきた。
さっきまでは絶対そんなことはない、と思ってたはずなのに、色々最悪なパターンの考えが思いついてきてどんどんマイナスな方な考え方になってきてしまう。
翌日
いつもはもう少し遅く起きるんだが今日は1時間ほど早く起きた。
早く起きた理由は………類をお見送りするためだ!
たまたま今日はオレは休みで類が仕事で
どうせなら顔も見たいし話したいから見送ることにした!!
〜リビング〜
ふわっ…と類は笑った。
ぎゅっ…と袖を握った。
もう行っちゃうのか…。
今日ぐらいは早く帰ってきてほしいな。
寂しい
行かないでほしい
今日くらいは一緒にいたい
…ぎゅっと…抱きしめてほしい。
そんな言葉ばっかで頭の中が埋もれて
頑張って消そうとする。
類がドアの方向に向いた。
そう言った時、類がくるっとまたオレの方を向いた。















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!