第15話

@ ____ 14
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2024/06/16 10:00 更新




















そのあとは普通に帰った



眠かったし何より疲れた



環境が違うっていうのも多分ある



少し勉強して、訓練してから寝ることにしよう、今日もワース兄さんに勝てなかったから


クラスの一番になれなかったから




あなた
  …ただいま  
ワース・マドル
  ただいま  




オーター兄さんはまだ居ない、多分仕事中。


教師っていうのも大変なんだな


ワース兄さんと帰ってきて、それぞれ部屋に戻って勉強する。





あなた
  ……今日も完璧、  





訓練も一人でやる、何をやるか…


素早く魔法を出す練習とか、箒のスピードをもっとだす練習とか、正確な位置に撃てるように練習したりする







3時間くらいやって、お風呂に入って部屋に帰ったら



いつの間にかベットに吸い込まれて、眠りについてしまった









ワースside





ワース・マドル
  あなたご飯だぞ……って、寝てんのか…  




疲れたんだろうな、このままにしておくか



おやすみ、いい夢を_____






ワース・マドル
  あなた寝てた、多分疲れだろうから寝かせとく  
オーター・マドル
  そうか…わかった  





ご飯の時間になってリビングに来てみたら兄貴も帰ってきていた


あなたがいないから気まずい


特に兄貴とは仲が良くないから


何も話さないけど、今日の1位になれなかったことを責められたらどうしよう


価値が無いと蔑まれたらどうすればいいんだろうか


早く…食べて、上に行こう



オーター・マドル
  ワース  



あ、やばい_____










オーターside






明らかにワースの様子がおかしい


話さないのは元々だが、今日はもっと何か違う…


怯えているような感じだ


なにか今日あったのだろうか…


思い当たる節は1つ…


体力テストのことだろうか。


1位になれなかったからそれを自分で責めていないだろうか


ずっと親のせいで“1番”にならなきゃ価値がないと言われてきた


クラスや学年なんかじゃない。学校単位での“1番”


そんなクラスの中でも1位になれなかったことをずっと責め続けてるんじゃないか


それじゃあ、前と変わらないじゃないか。


ここにいれば価値に囚われないかと思ったがそう簡単には行かない


だったら少しでもそれを取り払えないだろうか


そう思った時、口が動いていた





オーター・マドル
  ワース  




びく、と少し肩を震わせ、ワースは返事をした。





ワース・マドル
  ……んだよ  




まだ怖いだろうか。そうか、怖いに決まっている。


私が声をかけることで、また父と同じことを言われるんじゃないかという恐怖に。


ごめんなさいという罪悪感が心を駆け巡る


けれど、その一瞬の我慢で少しでも“それ”が取り払えるなら


許してくれないだろうか




オーター・マドル
  …魔法の威力、柔軟性、前より伸びてたと思います。…また頑張ってくださいね  





励ましの言葉は私には分からない


だから精一杯のお疲れ様を


あなたに届けたい



あなたもワースも



よく頑張りましたね _____










𝓽𝓸 𝓫𝓮 𝓬𝓸𝓷𝓽𝓲𝓷𝓾𝓮𝓭







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