第13話

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931
2023/07/26 07:14













あなたside__________







今日は土曜日。








家では勉強に集中出来ないため、図書館に来ていた。






人が思ったより少なかったので、安心した。










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難しい問題のところへ入ったので参考書コーナーに向かい、参考書を取りに行った。








お目当てのものが見つかったので、手を伸ばして参考書を取ろうとした時、誰かの手が横から出てきた。







誰だろうと横をむくと、1年生がいた。







確か、A組にいるヒーロー科の轟焦凍くん…だったかな?







轟 .
轟 .
あ…えと……こ、こんにちは…ッ///



あなた
こんにちは





体育祭以来、あまり見たことがなかったが意外と大人しい。







体育祭の時は雰囲気が今と全然違く、私が苦手なタイプだなと思っていた。







でも、案外そうでもなかった。







私はお目当ての参考書が見つかったのでそれを手に取り、戻ろうとした。






……が、轟くんに手首を掴まれた。






轟 .
轟 .
あっと……雄英にいますよね…?



あなた
……?
はい、そうですが…



轟 .
轟 .
名前…教えてくれませんか…?



あなた
はい、別にいいですよ。
あなた
私は3年A組ヒーロー科、風柳あなたです。







科まで答えたけど、良かったのかな?






ってか、轟くんがこっちを見たまま、黙ってしまった。







大丈夫なのかな?







と思った瞬間、私の手首を掴んでいた手を離した。






轟 .
轟 .
じゃあ、学校で会えたら…話しかけようと思います……!



あなた
分かりました、待ってますね ((ニコッ






取り敢えず、笑顔で返しといたけど大丈夫かな?







轟くんは、参考書を持っていき、去って行った。







私も戻らないとなと思い、参考書を持ってさっきいた席に座り、勉強を再開した。











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