第2話

🌙*.。
157
2023/12/22 15:17
AM5:45
あなた
朝か…
あなた
6時前…ちょっと早く起きすぎたか


そうボソッと呟くとある男が話しかけてきた。

黒霧
そうでもありませんよ


黒霧さん。
ヴィラン連合のリーダーの付き人みたいな人だ。

あなた
黒霧さん…いたの
黒霧
はい、5分前ほど前から
あなた
もう慣れたけど急に来ないで
黒霧
それは申し訳ございません
黒霧
急な話だったので早い方がいいかと思い
待たせて頂きました
あなた
急な話って何?
黒霧
あの方から話があるので
アジトに来るようにと伝言を授かりました
あなた
じゃあちょっと待ってて
黒霧
何か用事でも?
あなた
それ言う必要ある?
黒霧
…っ。申し訳ございません
あなた
弔はよく理解してるけど
黒霧さんは時々勘違いしてる
あなた
俺たちは仲間じゃない
ただの利用関係だから
あなた
それ忘れないで
黒霧
承知致しました
黒霧
ではお待ちしております
あなた
うん、よろしく
そう言いあなたの下の名前は寝床から去り、
着替えを素早く済ませある人の仏壇の前に座った。
あなた
おはよう…姉さん
あなたの下の名前の姉は実の姉ではないが、昔とあることで虐げられていたあなたの下の名前を救いその後共に10年共に過ごした。


しかし、世間に何も知られていないとある事件でその姉を失うこととなる。

※詳しいことはかなり後の回想で書くつもりです
あなた
多分俺これから学校に通うことに
なると思う
あなた
学校…か
あなた
いい思い出ないな
あなた
でも姉さんと出会った場所でもあるか
あなた
だったら悪い気もしないかな
あなた
じゃあ行ってくるよ
そう言いあなたの下の名前は黒霧の待つ部屋に向かった。
あなた
お待たせ
黒霧
もうよろしいので?
あなた
うん、姉さんに挨拶だけして来た
黒霧
っ!そうでしたか
あなた
それとさっきは言い過ぎた
黒霧に頭を下げて謝罪するあなたの下の名前
黒霧
頭をお上げください!
認識を誤まっていたのは私の方ですから!
あなた
それだとしても言い過ぎた
あなた
ごめんなさい
あなたの下の名前は返事が返ってこないので何事かと思い、頭を上げ黒霧を見上げた。すると、黒霧はキョトンとした顔をしながら微笑んでいた。
あなた
何その顔、どうかした?
黒霧
いえ、あなたが素直に謝るなんて
珍しいこともあるなと思いまして
あなた
俺だって素直に謝ることくらいあるさ
あなた
それに…姉さんに言われた気がしたんだ
あなた
人に謝らない人とは絶交よ!
嫌なら頭を下げて謝ってきなさい!って
黒霧
ははっ!そうですね
黒霧
それなら今頃喜んでいるでしょうね
あなた
そうかな…ある意味泣いてると思うけど
黒霧
そうだといいですね
あなた
そうに違いない
黒霧
それではそろそろ参りましょうか
死柄木たちも待っていますので
あなた
うん

プリ小説オーディオドラマ