まだぼんやりとする頭をフル回転させる。
どうやら、此処は産屋敷邸の庭らしい
お館様は既に部屋にお入りになっており、
わたしは跪いていた
恐らく他の柱の方が手伝ってくださったんでしょうね
ありがとうございます。
.....何故産屋敷邸にいるのでしょうか?
今日って柱合会議の日でしたっけ......?
......うん? 何のお話しでしょうかお館様?
どうやら、もう会議は始まってしまっているらしい
まぁ、いつものことですね......
話の把握も出来なければ
何を認めれば良いのかもわからない.....
悲鳴嶼さんは何に反対していらっしゃるんでしょうか?
宇髄さんもポーズを決めて反対の意を示す。
あら、鬼を連れた隊士の方がいらっしゃるんですね.....
宇髄さんご説明ありがとうございます。
なるほど.....認めるとは、隊士の方の生存をでしょうか
まあ、冨岡さんもですか.....
ということは、あの山の隊士の方と
鬼の妹さんのことでしょうか......
あら....?
あの山にいた隊士の方って......
お館様がそう指示されると
ひなき様が胸元から一通の手紙を取り出され
その手紙を読み上げられた。
手紙は元水柱である鱗滝左近次さんからのものであり
竈門炭治郎と竈門禰󠄀豆子を認めてほしいこと、
禰󠄀豆子は強靭な精神力で人としての理性を保ち
二年以上人を喰っていないこと、
禰󠄀豆子が人を襲った場合、竈門炭治郎 鱗滝左近次
冨岡義勇が腹を切って詫びる、とのことだった。
あら....今、彼に死なれては困りますね.....
不死川さんと煉獄さんが強く反発する
お館様は動じずに皆さんを納得させる言葉を紡がれる
まぁ....それは....何と強力な返しなのでしょうか.....
お二人は何も言い返せない。
そこに、お館様は更なる情報を加えられる。
「!?」
柱たちの間に激震が走ったのは言うまでもない。
.....鬼舞辻に接触したことのある.....こいつ...?
あなたは本日初めて、自身の意志で身体を動かした。
まどろむ瞳に映るのは、
記憶の片隅に残る市松模様を着た隊士
......あぁ、やっぱり.....この方なんですね......
ようやく、状況を完全理解したあなたをおいて、
柱たちは炭治郎へ質問攻めしだす。
まぁ、あまりにもたくさんの質問に挟まれて
隊士の方は混乱してしまいました.....
ですが、柱の方々は興奮して気づいていませんね....
どうにかして助けてあげたいのですけど......
お館様が口元に人差し指をあてられると
柱の方々は一斉に静止される。
お館様の想いに
ほとんどの柱の方々は沈黙されましたが....
不死川さんだけは、抗議を続ける。
.....どうしましょう....何故かまた
あくびの波が来てしまいましたね.....
我慢....我慢です.....














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。