第5話

終わらせたくない
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2023/05/08 13:00


昨夜の熱い夜を思い出して じんわりと感じるほど

頭の中は旅人さんで頭がいっぱいだった

またあの手に抱かれたい


さすがに2夜連続お世話には慣れないと

仕事終わりに直接銭湯へ行くことにした

避けるつもりじゃなくて

迷惑おかけしないようにって
烏 旅人
あれ、お隣さん?

銭湯帰りの偶然の遭遇で

一緒に食事をする事になった


この食事が終われば、同じマンションだけども

別々の部屋に帰って朝を迎えると考えたら

得意でもないお酒を無理して呑んだ


少しでも気を持ってほしくて

ただの隣人じゃなくて、

ワンナイトした人じゃなくて

もっと私自身をみてほしかった

あなた
ここに寄っていきませんか?

これで最後にするからと心に決めて誘った

お酒が回っていたり

執拗なキスで酸素が回っていなかったり、

頭をボーっとさせながら求めた
あなた
旅人、さん……そこ、だめッ///

身体中がビクビクと痙攣する
烏 旅人
あなたちゃん、腰あげて

無意識に引いていた腰に支えられ

グイッと押し込まれ、深く奥に当たる
あなた
うっ……♡
烏 旅人
もっと聞かせてや あなたちゃんの声

頭の中が真っ白になって何も考えられなくなる

こんなホテルに入るのも初めてで

今まで性行為なんて興味なくて

こんなに求めることもなかった
あなた
旅人…さんッ…///
烏 旅人
イってええよ
あなた
あ"〜〜♡

恥ずかしさと気持ちよさで腰がゆらゆらと動く

もう何度イかされたかわからない

快感が脳内までを犯し、溺れた
烏 旅人
俺のを奥まで入れてガンガンつかれて頭真っ白になるほど気持ちよくなって

こんな淫乱な姿をみせたい訳じゃないのに……

まだ旅人さんのは元気なままで立派に主張している
烏 旅人
あ、やべ…そろそろ時間だけど、出れる?

それから旅人さんは自分で浴室で収めてきたみたいで

私だけよくなってしまって申し訳なくて

気まずさのあまりベッドから出られずにいた


Sっ気があってそれでも私を気持ち良くしてくれる

今回で自覚したこの気持ち……まだ言えない


服を整えて、ホテルを後にした


お互いに割り切っているとわかっているから

今後の関係を言及する会話はしない
あなた
あ……
烏 旅人
どないしたん?

ホテルから出てきた所、会社の人と出くわした

少し苦手な上司だった

向こうも女の人と一緒だったし、

暗かったからバレていないかも…

まだ余韻に浸りたくて そんな考えに逃げた

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