第62話

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2024/07/20 01:08 更新
Nakamu
もう寝る時間ですよ、早く部屋に戻ってください
なかむは…いや、先生はにこりと笑った
しかし目は笑っていなかった
そんな先生に少し怯えながらもきんちゃんを部屋に押し込む
きんとき
えッ、ちょ、あなた!?
(なまえ)
あなた
おやすみきんちゃん、また明日
きんとき
ぁ、え、おやすみ…
ガチャンと音を立てて扉が閉まった
先生に怪しまれる様なことは出来るだけしない様にしないと…
(なまえ)
あなた
それじゃあ先生も、おやすみなさい
それだけ言って部屋に戻ろうと感圧版を踏んだ所で手を引かれる
(なまえ)
あなた
…なんですか?先生
Nakamu
あなたはカウンセリングをまだしてないので、これからしますよ
(なまえ)
あなた
…明日でいいですか?
正直言ったら夜集まる約束なので行きたくない←
Nakamu
明日からは僕研究の為に籠るので…
(なまえ)
あなた
それならきりやん先生でいいんじゃないですか?
Nakamu
ッだめ!
早く離してくれないかな〜…
なんて呑気に考えていると急に先生が声を張り上げる
Nakamu
ッあ…
びっくりしていると先生はしまったとでも言うかの様に顔を青ざめる
Nakamu
…だめ、だめなの
しかしすぐに詰まりながらも言葉を紡いでいく
Nakamu
あなたのカウンセリングをするのは俺なの
Nakamu
他の奴がしちゃだめなの
Nakamu
やっていいのは俺だけなの
Nakamu
だから、だから…(ポロポロ)
先生は泣き出してしまった
(なまえ)
あなた
分かりました、分かりましたから…
(なまえ)
あなた
泣き止んでください
ハンカチを取り出そうとしたが患者衣にはポケットがなく、確実に持っていなかったので袖で拭く
Nakamu
ん…行きますよ(グスッ)
先生は鼻を啜りながら私の手を引いて歩いて行った
私は素直に先生に着いていく
今日は夜探索参加出来なさそうだな…












Nakamu
…それでは、カウンセリングを始めますよ
(なまえ)
あなた
お願いします
診察室に入り、ソファに座ると先生はすぐ隣に座った
Nakamu
体の調子はどうですか?だるさ等はありませんか?
(なまえ)
あなた
大丈夫です
先生はシャーペンをカチカチと押し、カルテに書き込んでいく
Nakamu
悪夢等は見ませんでしたか?
(なまえ)
あなた
はい
Nakamu
今日他の感染者の方と話しましたが大丈夫でしたか?
(なまえ)
あなた
すぐ仲良くなれたので大丈夫ですよ
ぶるーく達は元々仲良いしね
そんなことを考えながら話すと先生は苦虫を噛み潰したような顔をしていた
しかしすぐに作り笑いに戻り、コホンと1つ咳払いをした
Nakamu
じゃあカウンセリングはこれで終わりです
Nakamu
なので僕とお話しましょう?
え、帰らせてくれよ←
いやでもまたぐずりだしそうだな…
(なまえ)
あなた
…はい、いいですよ
ここで話してれば先生足止め出来るしいっか…















Nakamu
……(グスッ)でもさぁ…俺も頑張ってたの!
(なまえ)
あなた
うんうん…そうですね〜
…いやどうしてこうなった???
最初は普通の雑談だったはず…
それこそ好きな食べ物とかのシンプルかつ話しやすい話題だった筈なのに…
いつの間にか話が変な方向に行って今仕事の愚痴になってるのか…ウーム。。
にしても愚痴が酷いな…
私はただ先生の気持ちになってちょっと言葉を返してただけなのに…(原因)←
Nakamu
うぅ…あなた〜
先生は泣きながらぎゅっと抱き着いてくる
(なまえ)
あなた
はいはい…お疲れ様です〜
私は一定の速さで先生の背中を優しく叩く
Nakamu
(グスッ)…んん…
Nakamu
スゥ…スゥ…
はぁ…やっと寝たか…
(なまえ)
あなた
…部屋まで運べるかな
やっべ考えてなかった←
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作者
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おつみう!

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