第13話

12.すれ違い
1,282
2023/12/17 21:00
_side.れる_


『ご飯作ってくるから。』
れるはそう言ってその場から逃げた。
どうしても耐えられんかった。
relu
............もう、前をむかなあかんのに、w










































___________月が綺麗ですね。


愛しているよ、ということでも使われる言葉。

relu
(あなたが狙ってないことは分かっとる。)

けど..............あの思い出は、どうしても忘れられない。

................まぁ、それをあなたに言っても何も変わらないけれど。

relu
............、w(グスッ
なんで、事故なんかっ................


今、後悔したって遅い。

でも...............もう一回だけでいいから、れるが好きって言ってほしかった。

relu
...............あ、


指輪................。
relu
渡し忘れとったやつ................。

..............。

懐かしいわ、この指輪。

relu
...................。

というか、さっきインターホンなっとったよな。

relu
..............玄関行こ。


重たい足を引きずって玄関へと向かう。

................そこには。




























































coe.
っ..............あ、


あなた
..............?(グスッ


relu
............は?


泣いてるあなたとこえくんがいた。

coe.
、れ、れるち...............。


プツンッ


.................れるの中で何かが切れた音がする。

relu
................お前、あなたを泣かしたんか?


coe.
え、いやっ............違うって!


relu
.............言い訳がましいわ!


そう言って、れるはこえくんの襟を掴みあげた。

coe.
ほ、ほんとに違う!
れるち、なにか勘違いしてるから!


そんな根拠なしの弁解じゃ信用できない。



.................だけど。

その時、あなたが信じられない行動に出た。


































relu
..................?!


coe.
................え?


あなた
............ッ(ギュッ


まるで庇うかのように、こえくんに抱きつく彼女。

あなた
..............、
『こえくんは悪くない。』
relu
...............え、?

coe.
..............!
あなた、


そして...................その後に彼女の口がありえないことを告げた。





















































『................私の"恋人"を責めないで、れるくん』

relu
.................は?

プリ小説オーディオドラマ