あなた(……めんどくさい…)
この伍号棟でラスト
最初の所めっちゃめんどくさかったな…
何とか逃げたけどさ?
あなた(早くドリンク作りたいけど顔合わせも大事なんだよなぁ)
あなた「ちわーす、クソ底辺共」
凛「──────!!」
あなた「これから少しの間マネやります。あなた・カイザーですどーぞよろし──────」
凛「あなた!」
あなた「……どーも」
凛「無事だったのかよ!」
あなた「…凛。今は選手とマネージャー、エゴイストとその駒なんだ凛ちゃんとあなたちゃんじゃないんだよ?」
凛「───っ!」
あなた「じゃ、バイバイ」
あなた(……あっっっっぶね!)
そうだったわ
凛が居る伍号棟ってここだった…
あなた(…もう、キミには甘えられないんだ)
キミが前を向いて進むなら
私は
後ろを向いて進んでやる
私達は違うんだ
主人公はキミなんだ
私に輝かしい未来なんて見えなくて結構
暗すぎる後ろを
私が向き合って止めてやるんだ
ウィン
あなた「タオルどーぞ~」
チームZ『…………』
それで例え
嫌われても
憎まれても
あなた「よぉ
今日も今日とて、ご機嫌斜めそうで何より」
それでも私は
私を貫き通してやるよ
彩乃「ねぇアンタ」
あなた「…何」
…はっきり言って、こいつと喋るどころか関わる事さえ時間の無駄だ
あなた「…簡潔に要件を言え。当然手は動かしながら。話はそれからだ。」
~チームZ四強side~
蜂楽「あーお風呂気持ち良かった♪」
潔「そうだn───────」
千切「しっ」
國神「?」
千切「誰か居る」
潔「…!」
蜂楽「彩乃ちゃんとあなたちゃんじゃん♪」
彩乃「ねぇアンタ」
あなた「…何」
あなた「簡潔に要件を言え。当然手は動かしながら。話はそれからだ。」
蜂楽「うっわー今日も今日とて毒々しいね♪」
國神「楽しそうに言うことじゃねえだろ…」
彩乃「さっき分かったでしょ?
アンタに居場所なんてもう無いわ。早く出て行きなさいよ!」
四強『!』
あなた「…ここの管理人に言ってくれます?」
潔「おぉ…ド正論」
彩乃「なっ…!」
彩乃「なんでアンタは平気でいられるのよ…!いつもならこれくらいやったら誰だって絶望するのに…!」
あなた「そこら辺のと一緒にしないでくれます?」
千切「あなたさん強っ」
彩乃「…何よ
まさか最初から信用してなかったから傷付いてませんよっての?うっわひどwみんなかわいそ~ww」
潔「マジか…信用されてなかったなら結構傷つく…」
國神「そうだな…」
あなた「いいや?違うよ?なんならアンタ達のことなんか信じまくってたし。」
彩乃「じゃあ…!」
あなた「私はずっと信じてた。アンタが裏切るってこと」
四強『……は?』
あなた「私の経験から予測したまでだけどね。こーゆーのは大抵嵌めにくる。最初の頃はどうしようかと思ったけど、もう慣れちった」
彩乃「なっ…!」
潔「あの人のキャリア、何があったんだ…」
あなた「挫けるとでも思ったかバーカ(笑)バスタードミュンヘンのマネナメんなよ?笑」
あなた「お前みたいなクソなんか眼中にねえんだよ」
あなた「分かったらとっとと消えろ」
四強 ゾクッ
…すげぇ
これがあのバスタードミュンヘンのマネージャー……!
潔「ガチトーンこっわ…」
そして、彩乃さんは走ってどこかへ行ってしまった
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!