第6話

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2026/01/26 09:15 更新












    ドリンクを選手たちに渡すべく、
    カゴをコートの近くに運ぶ。









国見英
 あ、あなたの下の名前 
国見英
 ありがとう 









    プレイを見ていた英が、私に
    気付くと駆け寄ってきた。










国見英
 …これ、 今1人で 
 運んできた?
櫻井あなたの下の名前
 そうだけど… 
国見英
 すっご、マジか 
櫻井あなたの下の名前
 ( … )重かったけど 
国見英
 このカゴさ、マネージャー 
 どころか選手も運ぶの渋る
 ぐらい重いんだよね
櫻井あなたの下の名前
 そなんだ 












    基礎的な体術とか、そういう
    訓練はしている方だと思う。


    だからこそ、このカゴだって
    軽々と持ち上げることが
    できたのだろう。

    
    …無いと思うけど、これで浮いて
     ないといいな













櫻井あなたの下の名前
 そういえばさ、こういう業務って 
 何で部員のマネージャーが
 やんなきゃいけないの?
国見英
 あー…確かにそれは 
 分担するのも… 
櫻井あなたの下の名前
 そういうことじゃなくてさ 
櫻井あなたの下の名前
 生徒の代わりにやってくれる 
 人とかいないの?


































国見英
 …なる…ほど…? 






















 










国見英
 んー… 
国見英
 大体の学校は生徒で 
 やってる…かも
国見英
 でも、そうじゃないとこも 
 あるかもね





 





    向こうはマジで家の人たちが
    やってくれてたからな…、


    人のために自分が働くのは結構
    初めてで、私には新鮮だった。













櫻井あなたの下の名前
( それなら尚更面倒くさいかも )













    今の部員達の反応を見るあたり、
    私を良く思っていない人は
    一定数いるだろう。 


    …嫌われているのに、その部員達
    の部活のために私がサポートだけ
    しなきゃいけないってことでしょ。






















及川徹
 ねぇ、 
及川徹
 …名前何だっけ、 
 まあいいや、ちゃんと 
 マネ業してるの?
櫻井あなたの下の名前
 しました 
櫻井あなたの下の名前
 ほら、あそこのドリンク 
 半分ぐらいは作りました













    私はコートの隅を指さして言う。
 
    
    『 あと名前は櫻井です 』と
    付け足すと、今度は別の質問を
    投げかけられた。














及川徹
 …そっか、ちなみにそれ以外は? 
櫻井あなたの下の名前
 それ以外…? 
及川徹
 タオルとかスコア記録とか 
櫻井あなたの下の名前
 あぁ、それならまた今度教える 
 ってあの先輩が
及川徹
 そうなんだ 
及川徹
 じゃあ、なるべく早く 
 習得してね
及川徹
 本当は今すぐにでも 
 出て行ってほしいんだけど…、 
 できないんでしょ?
及川徹
 それなら、せめて愛羅の 
 役に立ってね













    ────それだけ言い残し、
    彼はため息をついてその場を
    後にした。














櫻井あなたの下の名前
 … 
櫻井あなたの下の名前
( …! )
櫻井あなたの下の名前
( 遠くだけど…、呪霊いるな )












    大したものではないが、恐らく
    反対側の校舎に呪霊が出た。













櫻井あなたの下の名前
( 行くか… )










     私は、呪霊がいるであろう
     場所へと歩みを進めた。












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