エイトside
ドラゴンが現れて、みんなで避難するところだった。
でも、向こうから助けを求める子供の声がして、気がついたらあなたの下の名前ちゃんはその子の元へ向かっていた。
そして、あっという間にあなたの下の名前ちゃんたちは瓦礫の山に紛れていく。
3人で追いかけようとした時、スタッフの声がした
ツムルは行かなきゃいけない、みたいな濁った顔をした。
確かにツムル1人にするのも連絡が取れなかったら大変だし、2人ずつになるのは名案である。
そうして俺はあなたの下の名前ちゃんを探していた。
あなたの下の名前ちゃんが助けたらしき人たちを尋ねていくと、元いた場所からどんどん離れているようだった。
こんなにたくさんの人を助けるなんて、あなたの下の名前ちゃんは心優しい子なんだね。
悪魔らしくないな、なんて思いながら追いかける。
そして、やっと見つけた時、彼女は爆弾のような魔獣の前に大きな壁を貼っていた。
少しでも被害を少なくしようとしたのがよく分かる
自分も安全を確保して、遠くの方から見ていた。
全てが解決した後、彼女はみんなから離れて、避難所の方へ向かいだしていた。
また見失ったらまずい、そう思って俺は声をかけた
ほんとは全部見ていたけど、なんとなく嘘をつく。
そして、気づいちゃったよ?
今俺のことなんて呼んだ?
やっぱり、無意識だったみたいだね。
見逃してあげようか迷ったけど、面白そうだから見逃してあげない。
さて、何してもらおうかな〜
なんとなく、いつもより目がキラキラしているというか、幸せオーラが出ている気がした。
ほんのさっきまで避難所を心配してたのに、問題なかったことを聞いて安心したようなあなたの下の名前ちゃん。
やりきった感があって顔が前より明るい気がする。
広場でパレードをすることを聞いて、移動することになった。
















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。