第27話

大好きなあなた
867
2019/01/18 16:02
私が病室に行くと、そこにはぺけの綺麗な顔を久しぶりに見つけた。
あなた

ぺけ!

ぺけたん
ぺけたん
ん、んん?
私がそう呼ぶと、ぺけは、ゆっくりと体を起こした。
あなた

無理しないでね?

ぺけたん
ぺけたん
大丈夫、これくらい…
ぺけたん
ぺけたん
って、あなた!?
あなた

へ?

ぺけたん
ぺけたん
うわぁぁぁあなただぁぁぁぁぁ
そう言ってぺけは、私に抱きついてきた。
あなた

えっ、ちょっ、他のメンバーもいるから…って

あなた

いない!?

机の上には、
「お幸せに♡」
と書かれたメモが置いてあった。
ぺけたん
ぺけたん
これ、シルクの字だw
あなた

シルクかよ…!

あなた

てか、大丈夫なの?

ぺけたん
ぺけたん
まぁね。
ぺけたん
ぺけたん
少しは良くなったかな。
あなた

はぁぁぁぁ、びっくりしたぁ…

私はふらふらっとその場に座り込んだ。
ぺけたん
ぺけたん
ちょ、あなたw
あなた

ごめんねぺけ。

あなた

2ヶ月も放ったらかしで、私が風邪ひいたとき看病してくれたのに、ぺけには出来なくて。

ぺけたん
ぺけたん
いいよ。
ぺけたん
ぺけたん
ただ、もう一回言わせて?
あなた

ん?

ぺけたん
ぺけたん
僕と、結婚してください。
ぺけは2ヶ月前、私がぺけの家で見た指輪を差し出した。
前は、「あの日」のことが思い浮かんで混乱してしまったが、今日はそんなことは気にしない。
あなた

はい。

あなた

あなたと一緒に朝ごはんを食べて

あなた

一緒にゲームをして

あなた

いろんな所に行って

あなた

死ぬまで、あなたと一緒にいます。

そう言って、私はぺけにハグをした。
ぺけたん
ぺけたん
ね、あなた…
あなた

ん?

ぺけたん
ぺけたん
大好き。
あなた

私も。

私たちは、どこかでしたことをあるような会話をもう一度し、唇を交わした。
ぺけたん
ぺけたん
幸せにするからね。
あなた

幸せにしてもらうからね。

ぺけたん
ぺけたん
ww
あなた

ww

私たちはずっと2人で笑い合っていた。
ずっと。
end

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