第10話

第九話
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2025/11/27 11:37 更新
六琴  (むこと)
六琴 (むこと)
バグった(T^T)
六琴  (むこと)
六琴 (むこと)
もしかして誰か匿名で当ててくれた?!
だとしたらありがとうございます(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)
六琴  (むこと)
六琴 (むこと)
今回もネコおじ視点です!
ネコおじside


おんりーチャンの頭の出血は大したこと無かったらしい。
頭の傷も、倒れた時にできたもので、事件性は皆無と。


でも、脳に影響があるかもしれないから検査をしなければいけないと。




俺は、状況などをお医者さんに話し終わって、待っててくださいと言われた廊下のソファに座っていた。


猫崎  透   (ネコおじ)
猫崎 透 (ネコおじ)
ぁあ〜〜。


疲れかどっときて、空を仰ぐ。
まぁ、天井だけど














『生きている』その事実だけで心に余裕が持てる。


そして、余計な思考が入る隙間が出来て、疑問が生まれる。









『どうして皆はいなかったんだ?』




屋上の鍵は、ドズさんが取りに来て、ぼんさんが返しに来る。
今日も、ドズさんに鍵を渡した。


つまり、少なくともドズさんは屋上にいた。




『なぜおんりーチャンが怪我したことを言わなかった?』


頭からの出血。意識不明。


この二つの情報が揃ったら、皆先生や救急車を呼ぶだろう。
ドズさんは医者を志しているから、尚更。




『屋上に入らなかった?』



いや、鍵を閉めるぼんさんは、絶対に1度覗いてから閉める。

おんりーチャンは、扉を開けたら絶対に見える。





つまり、おんりーチャンは、『みんなと別れたあとに倒れた?』

おんりーチャンがぼんさんに「おれが最後に帰るんで鍵ください」って言ったら可能。

でも、鍵は、おんりーチャンよりちょっと遠い扉付近に置いてあった。



『なぜ?』


猫崎  透   (ネコおじ)
猫崎 透 (ネコおじ)
あぁ〜!もう、分からん!




フッも全身の力が抜けて瞼が落ちる。


緊張が途切れたからだろうか






「おんりーチャン、異常なんて無いでくれよな」


そう思いながら、意識は闇の中に落ちていった。


















看護師さん
看護師さん
……の!あの!起きてください!
猫崎  透   (ネコおじ)
猫崎 透 (ネコおじ)
うわぁ!
目の前には看護師さん。
外を見ると、カラスが鳴くくらい暗くなっていた
看護師さん
看護師さん
如月さんの担当医の方からお話があるそうです。
流石に学生1人に聞かせるのはと思い、あなたにも。
猫崎  透   (ネコおじ)
猫崎 透 (ネコおじ)
あっ、ありがとうございます!
「流石に学生1人に聞かせるのは」?

なんだろう………嫌な予感がする。


今回のことで、俺の予感は本当に当たると知った。



………いやだな
猫崎  透   (ネコおじ)
猫崎 透 (ネコおじ)
失礼します




病室に入ると、ベッドの傍で資料を持っている先生と、頭に包帯を巻いてベッドに横たわっているおんりーチャン。



よかった、起きたんだ
如月  凛音  (おんりー)
如月 凛音 (おんりー)
あっ、ネコおじ………!
こちらを見て微かに微笑んでくれるおんりーチャン。
カワイイ!!!

あ、いや。俺にとっては大事だけど、そんなこと言ってる場合じゃなかった。
猫崎  透   (ネコおじ)
猫崎 透 (ネコおじ)
よかったぁ!
無事……じゃないか。
痛いとこない?
起きたばかりというのに、「頭がちょっと…」と答えてくれるおんりーチャンに、「ほんとに良かった」と、しみじみ思っていると、
お医者さん
お医者さん
あの、話していいですか?
と、お医者さんに言われてしまった。

すみません。
如月  凛音  (おんりー)
如月 凛音 (おんりー)
あっ!ごめんなさい!
聞かせてくれますか?
一呼吸おいて、お医者さんが話す。
お医者さん
お医者さん
如月さん。
貴方は頭を打ったことが原因で……











お医者さん
お医者さん
「MTBI」………「軽度外傷性脳損傷」というものになりました。




……?

なにそれ?







おんりーチャンの方をむくと、同じように首を傾げている。

なっ、なんなんだ?その「MTBI?」というものは
性格診断か何かか?



お医者さんは、理解されないことに慣れているのか、手際よく説明していく。


お医者さん
お医者さん
軽度外傷性脳損傷というのは、頭を強く打った時に起る脳損傷ですね。
如月  凛音  (おんりー)
如月 凛音 (おんりー)
それで、症状は?
お医者さんが、言いにくそうに続ける。



お医者さん
お医者さん
高次脳機能障害……まぁ、記憶力、集中力、理解力の低下。
自律神経障害や、手足の麻痺。
精神が敏感になったりしています。
お医者さん
お医者さん
今まで通り生活することは出来ないと思ってください。
如月  凛音  (おんりー)
如月 凛音 (おんりー)
そう……ですか………。














無言。

誰も何も言わない。

それもそうだ。「今まで通り生活することは出来ない」と言われて、はいそうですか。とはならない。












猫崎  透   (ネコおじ)
猫崎 透 (ネコおじ)
おんりーチャン。なんであんな所で倒れてたの?



待っている間に気になっていたことを問う。






すると、思いもよらない答えが帰ってきた。





































如月  凛音  (おんりー)
如月 凛音 (おんりー)
覚えてないです













猫崎  透   (ネコおじ)
猫崎 透 (ネコおじ)
……………え?
お医者さん
お医者さん
……………は?










え……っと…………?




どういうこと?








頭の中が、クエスチョンマークで埋め尽くされる。







え?
猫崎  透   (ネコおじ)
猫崎 透 (ネコおじ)
い、言いたくないなら言わなくてもいいんだよ……?
誰かを庇っているのか?


でも、本当に訳が分からないと言った表情をしていた。






もし本当に覚えていないのなら、それは………………。
如月  凛音  (おんりー)
如月 凛音 (おんりー)
いや、あの。本当に分からないんです。





「ごめんなさい。」

そう言って頭を下げる彼に、こちらの方が申し訳なくなる。





でも、なぜ覚えていないんだろう?

お医者さんは、脳に異常はないと言っていた。


じゃあ、何故?








そこまで考えて、一つの可能性を思いつく。











猫崎  透   (ネコおじ)
猫崎 透 (ネコおじ)
解離性健忘……?




お医者さん
お医者さん
その可能性はありますね。



解離性健忘は、強いストレスを感じた時に重要な記憶を消す自己防衛だ。






如月  凛音  (おんりー)
如月 凛音 (おんりー)
そ……うだとしたら、おれはなんの記憶を消したんでしょうね
苦笑混じりの声で。窓の外の夕日を見る姿に何も言えないでいると、




「ピリリリリ、ピリリリリ」



と、場違いな電話の音がした。
猫崎  透   (ネコおじ)
猫崎 透 (ネコおじ)
あっ、ごめん俺だ
お医者さん
お医者さん
じゃあ、オレも仕事があるんで、失礼します。
ナースコール鳴らしたら来ますんで。
では。
猫崎  透   (ネコおじ)
猫崎 透 (ネコおじ)
ごめんね、おんりーチャン。
俺もちょっと電話でてくるね
如月  凛音  (おんりー)
如月 凛音 (おんりー)
はい。ありがとうございました

少し寂しそうに笑うおんりーチャンを見て、「行きたくねぇ!」と思うも、仕事に関わることだと出ないとマズイ。

イヤイヤ病室の外に出て、電話をかけてきた名前を見る。














「ドズル」












そう書いてあった。
六琴  (むこと)
六琴 (むこと)
さぁ!おんりーさん!
生きてました!!!
六琴  (むこと)
六琴 (むこと)
良かったですねぇ
六琴  (むこと)
六琴 (むこと)
そして、「軽度外傷性脳損傷」と、「解離性健忘」というものになってしまいました!!
六琴  (むこと)
六琴 (むこと)
この二つは、実際にあるものなので興味のある方は、調べてみてください
六琴  (むこと)
六琴 (むこと)
さあ、おんりーさんはこれからどうなるのか?
そして、ドズルさんはなぜ電話をかけてきたのか?!
次回もお楽しみに〜!
六琴  (むこと)
六琴 (むこと)
これからは、出来次第投稿します!
なので、深夜3時とかに来る場合もあるので……ね!
六琴  (むこと)
六琴 (むこと)
ばいばーい!

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