第2話

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2025/10/03 07:00 更新
俺は、この間あげたホラーゲーム実況の評価が高いことを見て、ソファの上でにやけていた。
今、俺の家にはらんとすちが集まっている。
俺の家は聖地らしくて、こうやってよく俺の家に来るんだ。
まあ、俺から誰かの家に行くこともあるけど。

「ひまちゃん、何か嬉しそうだね。」

「まあな。この間のホラゲ実況の評価が良くてさ。ほら見て?高評価の数。」

「うーわうーわうーわ。てか、なっちゃんホラゲ苦手のによくやるよねぇ。俺は別に苦手ってわけじゃないからいーけど、苦手だったら絶対やらんよ?必要最低限以上は。」

「いやぁ、、、伸びるから☆」

俺がそんなことを言っていると、そういえば、とすちが声を上げた。

「そういえば、ひまちゃん、そろそろ歌ってみた上げないの?この間上げてから大分経つけど。」

すちに言われて、俺はピタリと動きを止める。
まあ、俺だってうたは上げたいと思ってる。
そもそも俺は一応『歌い手』って肩書きでYouTubeやってるわけだし。
だけど、俺はゲーム実況をメインでやってきたから、歌を上げたらファンの反応が怖い。
『ゲーム実況じゃないんだー?』とか『歌はいらん』とか言われたらどうしよって。
歌い手だけど。
ずーっとゲームメインでやってきたから、俺のゲーム実況目当てでチャンネル登録してる人もいるだろうし。
そういうことを話したら、2人共黙り込んでしまった。

「んー、、、そっかぁ。でもさ、なっちゃんの歌を待ってる人もいるんだと思うんだよね、俺は。いや、無理に上げろとは言ってないよ?だけど、ホントにたまにでいいから上げよって話。俺、なっちゃんのゲーム実況も好きだけど、歌も好きだしさ!なっちゃんの1リスナーとして!」

らんが、ちょっと言葉を選びながらそう言った。
「ゲーム実況も好きだけど、歌も好き」という言葉は、もう少しで俺の涙腺を攻略するところだったことは、らんは知らないだろう。
かなり心に深く刺さったことは、らんは知らないだろう。
何てったって、何とか隠しきったんだから。

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