第3話

‪🌱‬*.゚+
1,535
2024/02/09 15:00 更新
*.゚+をつけた時は、オリジナルストーリーを含みます。ご注意を。






壬氏様
かのものを連れてまいりました。
玉葉妃
お手数をかけました


そう言うと玉葉妃は、壬氏が連れてきた下女に向かって頭を下げた。
猫猫
そのようなことをされる身分ではございません。
玉葉妃
いいえ。私の感謝はこれだけではありません。やや子の恩人ですもの。
猫猫
なにか勘違いなされているだけです。きっと人違いではありませんか


妃が困った顔を浮かべている。




それに気づいて、あの布切れを下女に見せた。
あなた
これは、下女の仕事着に使われる布です。ご存知ですか?
猫猫
そういえば似てますね


そこに壬氏が付け加える。
壬氏様
ええ。尚服に携わる下女のものですね。


猫猫という下女が着ている生成のスカートは、ひだで隠れている部分に縫い目があった。





覚悟を決めた様子の下女はこう述べた。
猫猫
私は何をすればよろしいのでしょうか?


妃の顔を見ると、柔らかい笑みを浮かべている。
玉葉妃
今日から、私の侍女になって貰います



猫猫は誰にも聞こえないほどの小さなため息を漏らした。





猫猫
…快晴だ、、眩しい…
猫猫
(あっ………あの方は確か…)
あなた
あ、!あなたは…
猫猫
猫猫です。
あなた
そうだ、おしろいの1件の。
あなた
毒見係になったと聞きます。あなたに薬の知識があったとは…驚きでした。
猫猫
あはは……まぁそうですよね…
あなた
申し遅れました、私は凜霞といいます。後宮の管理をしている、とでも言っておきましょうか。
猫猫
そうだったのですね。
高順
凜霞様、
あなた
、それでは、そろそろ失礼しますね。
猫猫
はい。
猫猫
(…いい人、なのか?)
猫猫
……手袋…ね、、この時期に。
猫猫
(にしても…厳重に露出を避けている気がする。日光がダメなのか…?日陰を選んで歩いているようにも見えたし)
猫猫
(…だめだ、謎が多すぎる…だいたい壬氏様とはどういう関係なんだろうか)


その後も、考え事が絶えない猫猫なのであった。

プリ小説オーディオドラマ