第3話

#02
150
2026/01/30 12:49 更新
大学のキャンパスは無駄に広い。





同じ学部、時間帯、駅、全部君と同じはずなのに、





君にはもう数週間も会えていない。




ジフン
ジフン
はぁ…、
ドフン
ドフン
朝からでっけえため息ㅎ
またあなたの下の名前ちゃんですかー
ジフン
ジフン
そーだけどなにか?
ドフン
ドフン
いい加減諦めろよ、あんなきっぱり振られたんだからさㅎ
ドフン
ドフン
いい女の子紹介してあげよっか?
ジフン
ジフン
いい、いらない。
俺はあなたの下の名前しか見てない。
ドフン
ドフン
あーあ、最高にモテる俺の力を借りないなんてもったいないよハンジフンくん!!
ジフン
ジフン
…何言ってんだよお前ㅋ





ドフンと話している間も頭の中は君でいっぱいだった。





君以外の女の子なんて、俺には必要ない。





君と同じ香水の匂いが香る度に、君かと嬉しくなって、





振り向いて、君じゃなくて落胆して。





君は今、どこで何をしているの。




ジフン
ジフン
ぁ、やべ講義…!!





今日もきっとそこに君は居ないんだろうね。

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