そう言って僕の手を掴んで思いっきり引っ張られた
ドアの前まで来るとテヒョアが急に立ち止まった
振り返らず、背中でそう言い教室を出た
これをはじめに、急に僕へのいじめが始まった
それでも、いつもテヒョアが助けてくれた
どんな時も、どこにいても助けてくれた
テヒョアは僕のヒーローだった
そのおかげか、だんだんいじめが無くなっていった
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テヒョアと一緒にいるのが当たり前だった。
いや、当たり前だと思っていた、
でも、違った
テヒョアは親の仕事の関係でアメリカへ引っ越すことが決まった
それを聞いた時は朝から晩まで泣いた
毎日毎日見えないところで泣いて、テヒョアとの時間を今まで以上に大切に過ごした。
最後は笑顔で見送ると決めていた、だからその前に涙を出し切っておこうというように、毎日毎日泣いた
テヒョアが引っ越す日はあっという間に来てしまった
テヒョアの言葉を遮って言った
平然を保つように一生懸命に笑顔を作った
またテヒョアの話を遮った、
聞きたくなかった別れの言葉なんて、
顔を持たれて無理やり上を向かされた
気がつくと涙が溢れていた

それが最初で最後の僕とテヒョアの約束で、最後の会話だった
お待たせしました。遅くなりすみません😭
あと背景黒にしてみました
続きお楽しみに〜













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!