第31話

怖いです 3
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2025/11/24 11:57 更新
ヤミーの大きな拳があなたの目の前へと現れた。

ああ、お守りボール、効かなかったんだ...。
そうだよね、明らかにホロウよりも強い存在だもの。
ここで...死んじゃうのかな。

走馬灯のようなものがあなたの頭によぎる。
(なまえ)
あなた
(最後に...会いたい)
(なまえ)
あなた
し、真子...さ
もう死ぬと思ったその瞬間、黒い着物?袴?のような服を着た少年が現れた。オレンジ色の短髪が印象的だ。年下のはずなのに、なんだか頼りになる背中。震えていたあなたはほっと息をついた。
井上織姫
黒崎くん...
黒崎一護
悪い、遅くなった井上...と、アンタは?
(なまえ)
あなた
あっ、えっと!
あなたの名字あなたです!
黒崎一護
...あなたの名字さんか
黒崎一護
井上守ろうとしてくれて、ありがとな
(なまえ)
あなた
え、いやぁ...
(なまえ)
あなた
全然役に立たなかったけどね...
井上織姫
わたしが、もっと、強かったら...
井上織姫
ごめんね.....
あなたも井上という少女も、自分のことを不甲斐なく思っていた。もっと力があればと...お互いに同じ気持ちだった。
黒崎一護
心配すんな
黒崎一護
俺がこいつらを...倒して終わりだ!
黒崎と呼ばれたオレンジ頭の少年は、平子が使っていたものよりも大きな刀を正面へと構えた。
(なまえ)
あなた
刀.....
もしかして彼は...真子さんが言っていた、死神?
あなたは、黒崎くんと呼ばれた彼をじっと見つめることしかできないでいた。
黒崎一護
卍解ばんかい!!
ばんかい.....?
黒崎という少年から感じる力が大きく膨れ上がっていく気がする。あなたはごくりと唾を飲み込んだ。
黒崎一護
..... 天鎖斬月てんさざんげつ
煙を巻き上げて力を解放した黒崎の姿が現れた。
先ほど着ていた黒い袴のような服は少し変化しており、上はほっそりとした長袖になっていた。それよりも大きく変化しているのは刀の方だ。
(なまえ)
あなた
刀が、黒く細くなってる?
(なまえ)
あなた
(ばん、かい?ってなんなんだろう...)
次々と起こる不思議な出来事にあなたの頭はパンクしてしまいそうだ。
黒崎一護
...井上、離れてろ
井上織姫
.....っ、はい
井上織姫
あなたの名字さん、こっちへ!
(なまえ)
あなた
うんっ
きっと戦いの邪魔になってしまうんだろう、そう思ったあなたは、井上に従って黒崎から離れた場所へと小走りで移動した。
(なまえ)
あなた
(井上さん、どことなく悲しそう)
(なまえ)
あなた
(私も同じ立場だったら...)
(なまえ)
あなた
(私も、真子さんに守られるばかりなんて、きっと悔しい)
(なまえ)
あなた
(彼を守れるような力があったらって、思ってしまう)
そんな風にあなたが悩んでいる間にも、戦いは続いている。そうしてついに、黒崎の一撃によってヤミーの右腕が切り落とされた。
ヤミー
くそっガキがぁ.....っ!!
そうとう頭にきているようで、ヤミーは素手での攻撃をやめて腰に刺していた刀を抜こうとしている。
ヤミー
いくぜ
(なまえ)
あなた
(あの大きな敵も...刀を持ってるの?)

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