「当たり前でしょ!」
元気よくミアが返事をする。杖を力強く握っており、やる気は十分らしい。ちなみに、表情は子供のような無邪気な笑顔。ミアらしいと言えばミアらしいけどな。
それに対して俺は、肯定の意を示す頷きをしながら、レザーソールに向かって呆れ半分、そしてからかい半分で言った。
「俺らの事を何だと思っているんだ? 危険なやつを見逃すような、ひどい魔法使いではないぞ」
「王国を滅ぼしたお前らが何を言っているのだ??」
冗談が通じない男、レザーソール。研究者という仕事柄もそうだが、もとの性格上、矛盾はあまり好ましくないらしい。
まあ、そんなことはさておき。
「邪竜討伐をしないとな」
「んー……どうやって倒そうかなぁ……」
「やっぱり傷つけないほうがいいよなぁ……」
俺達がそんな会話を交わしていると、レザーソールが目を見開いてあんぐりと口を開けた。
「お前らにそんな善心があったとは……」
……レザーソールに、何か勘違いされているんだが。
俺たちが話しているのは_____
「ドラゴンの皮は貴重だし、肉は美味しいもんね〜」
先にミアに言われてしまった。その言葉にさらにレザーソールは大きく口を開けた。最早、魂さえ抜けてしまいそうである。
「……まぁ、そういうことだ」
「もう、お前たちの考えは理解できない……」
頭を抱えて言ったレザーソールを見て、俺たちは同じ考えを抱いただろう。
(苦労をかけます、レザーさん……)
(苦労かけるぞ、レザーソール……)
えと……すみません……
投稿し忘れてましたーーーーーー!!!!!!
約一ヶ月、本当にすみませんでした……
次週は必ず出すので!! お楽しみに!
では!












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。