第2話

プロローグ
3,093
2019/07/21 14:29
私の働くカフェには常連さんがいます。
いつも特等席に座って本を読む彼。
彼が頼むのはいつもミルクティー。
ミルクティーを飲みながら彼は小説を読んでいる。
私はそんな彼が気になってしょうがない。
でもなんというか…その…世にいうイケメンで、
上手く話しずらい。
それを克服するために、
今日は思いきって話しかけることにした
あなた
おまたせいたしました。
ミルクティーです。
ショッピくん
ショッピくん
ありがとうございます。
あなた
ごゆっくり…というわけにはいきません!
ショッピくん
ショッピくん
へ??
あなた
あのっ…えっと…
ショッピくん
ショッピくん
??
あー!!彼が困惑している!
私は頑張って、
『いつもここに来る理由は?』
と聞きたかったが、
ガチガチに緊張してしまい…
あなた
そっその本っ!なんて本ですか!?
ショッピくん
ショッピくん
え??
ショッピくん
ショッピくん
えっと
『時給300円の死神』
って本ですけど。
それが?どうかしたんすか。
あなた
あっ…そうですかっ!!
失礼しましたっ!!!
あーっ!!せっかく返答してくれたのに!!
私はその一言を言ってキッチンに退散した。
ハッキリ言って情けない。本当情けねぇ…;;
あなた
はぁーー……
キッチンで盛大なため息をついた。
これが彼と私が初めて交わした言葉でした。
…………………………………………………………………
主
プロローグでした!
ショッピくん
ショッピくん
何かと貴方の小説、僕ら嫌われながら出てきますよね。嫌味っすか?
主
ちゃうんです。やめて弓矢出さないで((
主
今回出てきた本、『時給300円の死神』知ってる人いたらコメント下さい(笑)
ショッピくん
ショッピくん
次回1話
主
お楽しみにー
ショッピくん
ショッピくん
投稿遅くなるかもです

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