第7話

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2025/10/18 12:28 更新
あなたの幼少期
……………


心がぐちゃぐちゃになった私は、体の奥底から湧き出る力に身を任せて、村を破壊し尽くした


もう何も、わからなくなっていた







そんなとき、悪魔執事と呼ばれる人たちが村に駆けつけてきた








ベリアン
…………これは……!!!
ルカス
…随分と、悲惨な光景だね


村に来たのは二人

ベリアンとルカスという悪魔執事

おそらく、天使が村を襲っているという勘違いをした人が、警報を鳴らしたのだろう


二人は、私を見るや否や、あきらかに警戒するような顔をした

当然だ

その時の私は全身返り血で真っ赤に染まっていた

それに、あの現場で私だけ生き残っていたのだ

怪しむのは必然だった


ルカス
………君、大丈夫?


警戒したような顔から、スッと笑顔になった


あなたの幼少期
………


私は、その人の言葉を無視して、自分の手を見つめた


ベリアン
……………?


そうして、周りを見渡す


………建物が壊れて押し潰された人

体の一部が抉れたり、欠損したり……

血に染まった村が、そこにはあった


あなたの幼少期
………あの人たちは…
ベリアン
……!あの人たちとは…この村の人たちのことですか?


急に喋りだした私に驚いたのか、ずっと黙っていた人が口を開いた


ルカス
………みんな、亡くなってしまったよ
あなたの幼少期
………そっか


素っ気ない返事をした

その時の私は、他人の死に何かを思うような心は無かったからだ


現在



あなた
あれから私はグロバナー家に引き取られて………
あなた
悪魔執事のもとで手伝うことになった


初めてデビルズパレスに来た時



あなた
…………
 
ボスキ
……………


長い髪を括った人に、警戒心ばかりの目で見られていた


いや、その人だけじゃない

他の執事たちも私を警戒していた


普通の子どもとして見る人は、誰もいなかった


ルカス
(……感情の起伏が乏しい……しっかり警戒しておかないと……)


私が最初に会った悪魔執事の一人

その人は、誰よりも笑顔で接してくれていた


けれども心の中では全く信用してくれていない


………ここでも、また一人ぼっちなんだって思った


あなた
……………


それでも、寂しいとは感じなかった


だって、もう慣れてしまったのだから

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