第110話

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2021/02/14 00:00
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紫耀side






男湯






海人「紫耀また筋肉ついた!?」


紫耀「え、やっぱそう?」


廉「今度はなにしたん」


紫耀「…あなたおんぶした…とか…?」


海人「そんなことで筋肉付くかあ!!」


廉「ちょっと惚気で腹立つな」


紫耀「(笑)」


海人「あなたと喧嘩したりしないの?」


紫耀「喧嘩?」





そういえば、せんわ





紫耀「したことない」


廉「しそうにないよな、両方怒らんやん」


紫耀「あなたが怒んないし、怒らせるようなことしないから」


海人「それは紫耀もでしょ」


紫耀「でも2人だって彼女に怒んないでしょ」


廉「いーひんやん」


海人「いたら大事にするよ!めっっっちゃ!!」


紫耀「気になる子とかいないの」


廉「特に」


海人「俺は遥!!」


紫耀廉「………」


海人「……?」


紫耀廉「……………?」


海人「え、なに?」


紫耀「え、まじなの?」


海人「いい子だと思ってるだけだよ?」


廉「気になってるってことなん?」


海人「んー、まぁそう」


紫耀「おめでとう?」


廉「ん、まぁがんばりや」


海人「え、何この空気、なになになに」




.
.
.



部屋に戻ってしばらくすると、

あなたたちが遊びに来た




あなた「おじゃましまーす」


遥「ちょっと迷っちゃった」


廉「まーくつろいでって」


あなた「…この部屋ひっろ!!」


遥「え、こっちにもお部屋あるー」


海人「そっちのお部屋はどんな感じ??」


あなた「ふつうだよ、ツインの部屋」


紫耀「あなたたちの部屋って俺ら行けないんでしょ?」


あなた「そうみたい、レディースフロアなんだって」


遥「エレベーター止めるのにカードいるの」


海人「かっけえ!!」


遥「ねえ、下にラウンジあったから行ってみない?」


あなた「半個室の席もあったの」


廉「ええやん」


紫耀「ちょっと飲も」


海人「さーんせーー」








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