第28話

28 . あなたの色香
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2024/07/12 12:00 更新


優太
優太
大飛君......俺も聞きたい。どうして君は、俺をこういう気持ちにさせるんだろうな
大飛
大飛
そ、そんなの......知らねぇよ


近すぎる距離に耐えきれず、きつく目を瞑ると、
佐藤の唇が耳元に寄せられた。


優太
優太
いっそ......君が俺の欲求を受ける役割を果たしてくれたら......でもそれは、君を傷付ける事になる......そうだよな?
大飛
大飛
......っや、ぁ


耳元で囁かれると、背筋がゾクゾクして、
腰元が疼き始めてしまう。


熱もあるし、俺はもう限界で、
佐藤の胸元を力なく押し返した。


大飛
大飛
も......やだ......っ俺......
優太
優太
大飛君......?


ダメだ。


もう俺には、ちゃんと考える余裕がない。


俺はとうとう、佐藤の色香にやられてしまった。


大飛
大飛
俺......おかしい......っだってこんなの......気持ちい、なんて......
優太
優太
......!


もはやうわ言のように漏れた俺の本音に、
佐藤がわずかに息を呑む。


そして次の瞬間、やや強引に顎を掴まれ、上向かされた。


大飛
大飛
......!


気付けば、唇を塞がれ、熱が唇を割って侵入してくる。


逃れようとすれば後ろ頭を押さえられ、
より深くまでまさぐられてしまう。


大飛
大飛
んぅ......//
優太
優太
は......大飛君......


ようやく開放されると、
佐藤は俺を見つめて甘い吐息を漏らした。


優太
優太
なんて顔してるんだ、君は
大飛
大飛
へ......?あ......//


改めて、すっかり息が上がり、全身が火照っている事を自覚した俺は、恥ずかしくてたまらなくなり、両腕で顔を覆うようにして隠した。


大飛
大飛
み、見んな......っ//
優太
優太
......そうか、なるほどな
大飛
大飛
......はい?


なんとも、納得した声が聞こえ、俺の目は点になる。


恐る恐る顔を上げると、
そこには、一変して明るい空気が流れていた。


𝙉𝙚𝙭𝙩 .

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