第2話

第1話 嵐の前の静けさ
568
2023/05/28 15:00
一学期が終わろうとしている頃

いつものように学校に出かける。
12年間同じ道を歩いて
学校へ向かう。

そんな毎日に私はウンザリしていた。
あなた

………

近くに友達が住んでいる訳でもないので
登校は1人だった。
寂しいとか、そんな感情はなく、
それが当たり前だと思っていた。



教室に入り、1時間目の授業の準備をする。
A子
おはよう!
後ろの方から聞きなれた声が聞こえた。
あなた

おはよぉ!

小学生から友達A子だ。
明るくて、クラスのムードメーカー的存在。
そしてモテる。まぁじでモテる。
羨ましい。
B美
おはよう…。
あなた

おはよぉ〜

A子
あ、B美ちゃんおっはー!
B美ちゃん。
綺麗で清潔感があって。
密かにモテてるとか。



3人は高校生になって別々のクラスになったが、仲良くやっている。A子とB美はC組
私だけ、A組だけど。



ちくしょぉぉお…なんで私はモテないんだよぉぉ…
なぁんて嘆いてる内に、
いつの間にかホームルームが始まりそうだった。

A子
あ、時間そろそろやばいかも。あなたちゃん!またねー!
B美
私も〜
そういうと2人は駆け足で教室に戻って行った。
キーンコーンカーンコーン🎶

『起立。礼。着席。』


何の変哲もない
ホームルームが終わると、
廊下がガヤガヤし始めた。

















To Be Continued…

プリ小説オーディオドラマ