第7話

─ 陸 ¸
141
2025/06/23 10:05 更新



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─ 天馬 司 ¸
─ 天馬 司 ¸
はあ…




家に帰り、部屋のベッドに座りながら溜息をつく。

少し、物足りない。

所謂、承認欲求、というやつだろうか。

オレは、久々にエゴサをすることにした。

今まで、自分を守るために必死で避けてきたエゴサーチ。

理由はなんとなくだ、

なんとなく、みんなに見て欲しかった、




それだけなのに。




─ 天馬 司 ¸
─ 天馬 司 ¸
…なんだ、これ





オレは絶望した。

検索エンジンに「天馬 司」と入れ出てきた言葉は、



”検索結果が一致しませんでした。
もう一度、別の言葉を入れてお試しください。”






何故だ、何故、出てこないんだ。

スマホを持つ手が少し震える。

背中に冷や汗が走る。

真っ暗で静かな部屋に、息を飲む音だけが響いた。


だんだんと、イライラしてきた。




何故、オレへの評価がないのかと。


褒め言葉でも、軽蔑でもなんでもいい。


とにかく、オレに対してのナニカをただひたすらに欲していた。



「ワンダーランズ×ショウタイム」と検索すれば、アイツらに対する投稿等はたくさん出てくる。


そのほとんどが、いや、全てがアイツら3人のことを褒めちぎるような内容だった。



アイツらが評価されるのは至極当然のことだと思うし、オレも、座長としても1友人としてもとても喜ばしい限りだった。



でも、それとは反対に少し怖かった、寂しかった、置いていかないで欲しかった。

大切な仲間にそんな醜い感情を抱いてしまうなんて、オレは本当にダメなヤツだな。


そう、自分を心の中で軽蔑しながら、そっとスマホの画面を閉じる。




そしてようやく訪れた眠気を受け入れながら、目を瞑った。




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