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ちゅん、ちゅん
懸命に鳴く小鳥の声と、吹き抜けの部屋に響く目覚ましの音で渋々目を覚ます。
昨日夜遅くまで起きていたせいで、寝起きは最悪だ。
本当はもう少し寝ていたかったが、今日は日直なため少し早く家をでなければならないのだ。
顔を洗い髪を整え、朝ごはんを食べ制服を着る。
もう当たり前となった行動を黙々とやっていると、咲希から「お兄ちゃん大丈夫?」と心配されたが、いつもと変わらない声で「大丈夫だ!」と返しておいたから多分大丈夫だろう。
確かに今日はいつもに比べたら大分静かな方なのかもしれない。
そんなことを考えながら靴を履き、あっという間にもう行く時間だ。
大きな声で家族に「行ってきます!」と言い、家を出る。
浅い眠りしかできなかったせいで、少し身体が痛かった。
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〜放課後〜
もう、ワンダーステージに向かう時間だ。
まずは、着いたら皆に謝罪しなければならない。
伝える予定を1ヶ月間違えてしまっていたこと。
昨日は、気まづさから無意識に避けてしまっていたし、今日は都合が悪くて会えなかったから。
本当は菓子折りも持っていきたいところだったが、余計心配されそうなのでやめておいた。
〜ワンダーステージ〜
…思っていたよりも、あっさり許してくれた。
心の中で、そっとため息をする。
やはり、いいヤツらばかりではないか。
オレは少しクラスメイトの言葉に怯えすぎていただけかもしれないな!
今日からまた練習が始まる、今回もしっかりと役を掴めるよう精進せねばな!
投稿が大分遅れてしまい、たいへんもうしわけございませんでした。
少し、リアルの方がバタバタしていたのと同時にスランプに入ってしまい、あまり小説の方に手をつけれていませんでした。
これからは、いつもの倍以上に気合を入れていきますので、今後ともよろしくお願い致します。
















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。