私は、家に警察が来てから春千代と一緒に仕事場?に居させてもらってる
でも、ちょっと怪しい人が多い特に...
この竜胆さんのお兄さんがとにかくしつこい!!
ガシッ゛
私は春千代の後ろにサッと隠れた
私は春千代の方を見た
私はプクッとほっぺを膨らました
そんなのいつになる事やら...
あなたは部屋を出て奥の方にトイレを探しに歩いていた
その時、ふっと血の匂いがした。
気付いたら私はその血の匂いがする方に歩いていた
ビルの奥の奥...まるで隠されているかのような不気味な部屋の前に来た
私は怖いけどドアを押してみた
ギギ...
私はびっくりして咄嗟にドアを閉めた
バッ
鶴蝶さんは私の顔を自分の胸に押し寄せた
私は焦っている鶴蝶さんの後ろをついて行った
鶴蝶さんには見てないと言ったけど実は少し見えた。
※少しグロ表現入ります。
血だらけの床や、数え切れないくらいのナイフ、落ちている銃、そして...
凍らした死体らしきの物体が何十個も...
その物で、春千代やみんなの仕事が何なのか私は察してしまった。
だけど、私は怖くない。だって...
抱きしめてくれた時の春千代は優しくて、温かくて...
自分がしぬ可能性もあるのに私、バカみたいだ
あの日家出した事、
春千代を好きになったこと。
ここに来たこと。
警察に本当の事を言わなかったこと。
今の光景を見てしまったこと。
沢山沢山、後悔する事はあるかもしれない。だけど一つだけ、後悔したくない事がある。
春千代と出会ったこと。
見たって言ったらしぬかもしれない...だけど私は怖くなかった
私は思った。春千代のそばに居ることが私の幸せであって、生きる意味だってことを...
𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!