第3話

始まりは③
21
2024/05/06 01:57









あなた「は....お母さん、宮城じゃないの....!?」


母親「ごめ~ん、!いったん兵庫で1年間くらい休んでから、宮城いくから、!」


あなた「それならせめて卒業式出ようよッ!?」

   六年生になってから転校なんて.....嫌だ!絶対。



   


あなた「.......」


モブ「あつむくん♡!!バレーうまいなぁ!」
モブ「はぁ!?おさむくんのほうがうまいやろ!」



   なに、?この地獄絵図は。
 
あなた「転校してきた______」
モブ「なぁ、あつむくんさぁ!」
モブ「ちょっと、!いま転校生来てるでしょうが!」
モブ「はぁ!?んなん私に関係ないやろ!」


   関係ないですよね。知ってます。
   私が10年後死ぬなんて、あんたらには関係ないことだもんね。



あなた「転校してきた氷室あなたです」

モブ「ちょっとまって、!翔君私の筆箱どこやったん!?」
モブ「いや、まじでどっかやったわ、w」
モブ「はぁ!?」


   ざわざわと騒いでる教室。


あなた「喧しいわ、クソモブどもが。」
  
   その瞬間、教室が静まりかえる。
   あ、やってしまった。

あなた「なーんてねっ!氷室あなたです、事情があって転校してきました!」



   セーフ....かい?

















   それから、しばらく経った。




あなた『....クソ宮くん』

宮侑「クソっていうんやめろや!?」


あなた「ごめん、治くん」
宮侑「侑やわ!」



   いちいち喧しいなこいつ.....



あなた「アラン君、こいつめんどくさいな」





   それなりに、幸せに生きてた。








   



如月「ん~?」

モブ「愛ちゃん、洋服かわいい!」
如月「そ~?ありがと。」



   女子からも男子からもそれなりにモテてるやつがいた。
   あの子はきっと、一生愛される。
  
   一生生きれる。






   私は?
   私は、生きられない。





   ばーか。


   んなこと考えたって、意味ないでしょ。



   













あなた「......愛ちゃんの事、お前ら好きやろ?」

宮治「んなわけない、」

   治君って、侑くんに比べたら静かよね。
   なんか、すごい。


   
あなた「うっそぉ~、(笑)だって愛ちゃん、かわいいじゃん」



宮侑「俺は好きやで???」

宮治「ツムかわいそうやわ」

宮侑「はぁ”!?」
宮治「だってアイツ、絶対性格悪いやん、」


   絶対、性格悪い。
   .....かかわらないのが、末吉。







   

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