あなた「は....お母さん、宮城じゃないの....!?」
母親「ごめ~ん、!いったん兵庫で1年間くらい休んでから、宮城いくから、!」
あなた「それならせめて卒業式出ようよッ!?」
六年生になってから転校なんて.....嫌だ!絶対。
あなた「.......」
モブ「あつむくん♡!!バレーうまいなぁ!」
モブ「はぁ!?おさむくんのほうがうまいやろ!」
なに、?この地獄絵図は。
あなた「転校してきた______」
モブ「なぁ、あつむくんさぁ!」
モブ「ちょっと、!いま転校生来てるでしょうが!」
モブ「はぁ!?んなん私に関係ないやろ!」
関係ないですよね。知ってます。
私が10年後死ぬなんて、あんたらには関係ないことだもんね。
あなた「転校してきた氷室あなたです」
モブ「ちょっとまって、!翔君私の筆箱どこやったん!?」
モブ「いや、まじでどっかやったわ、w」
モブ「はぁ!?」
ざわざわと騒いでる教室。
あなた「喧しいわ、クソモブどもが。」
その瞬間、教室が静まりかえる。
あ、やってしまった。
あなた「なーんてねっ!氷室あなたです、事情があって転校してきました!」
セーフ....かい?
それから、しばらく経った。
あなた『....クソ宮くん』
宮侑「クソっていうんやめろや!?」
あなた「ごめん、治くん」
宮侑「侑やわ!」
いちいち喧しいなこいつ.....
あなた「アラン君、こいつめんどくさいな」
それなりに、幸せに生きてた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。